7年ぶりの新作完成、8月15日幕張メッセにて“新生44MAGNUM”始動
2009年8月15日、幕張メッセにおいて開催される『JACK IN THE BOX 2009 SUMMER』のステージに立つ44MAGNUM。実際にそこで何が起きたかについては、後日、改めてお伝えするつもりだが、今回は、この期に及んでこのイベントに足を運ぶべきか否かをまだ迷っている人たちに、彼らに関する重要情報をお届けしておきたい。2002年に発表された『IGNITION』以来、実に約7年ぶりとなるニュー・アルバムが、ついに完成に至ったのだ!
この新作はシンプルに『44MAGNUM』と題され、9月16日にリリースされるもの。PAUL(Vo)は、2008年3月1日、東京・中野サンプラザホールで行なわれた<JAPAN HEAVY METAL FANTASY~KANSAI NAGURIKOMI GIG 2008>での刺激と手応えの大きさがこの作品の誕生に繋がったことを認めながら、「遠い昔、メジャー・デビュー以前の44MAGNUMに通ずるようなエネルギーを自分でも感じる」と語っている。また、JIMMY(G)は「常に試行錯誤を重ねてきた自分たちなりの“今”がここにある」と言い、JOE(Dr)もまた「時代性とは関係なく、これこそが現在の44MAGNUMのあるべき姿だと思う」と言葉を重ねている。
現在の44MAGNUMは前出の3名に加え、PAULの実息であるSTEVIE(Vo)、そしてSHUSE(B:元La’cryma Christi/現SAMURAI DEAD CITY)という5人編成になっている。残念ながらBAN(B)の復帰は実現に至らなかったが、「それをいちばん悔しがっているのは俺かもしれない」と語っているのは、当のSHUSEだったりもする。実際、PAULやJIMMYをして「俺たちよりもずっと44MAGNUMについて詳しい」と言わしめるほどのSHUSEとSTEVIEの貢献があってこそ完成に至ったのがこの作品ということになるだろう。
このバンドの歴史には“同じアルバム”というものがまったく存在しないが、この『44MAGNUM』は、僕なりの形容をさせてもらうならば「過去のどの作品とも違っていながら、今、このバンドを求めている人たちすべてが納得するはずの1枚」だ。同時に、「初期作品に通ずる勢いと、成熟した現在だからこそのバランス感覚を持ち合わせた作品」という言い方も可能だと思う。とにかく、期待していて間違いないことだけは確かだし、幕張メッセのステージ上でも、おそらくこの作品のなかから新曲を披露してくれるはずだ。
とにかくこのステージは、新生44MAGNUMにとってのお披露目の場となり、このバンドの新しい門出の瞬間となるわけである。「他のバンドのファン、若いファンにも最後まで観て欲しいね」と語るのはJOEだ。彼も参加してきたKENのツアーでは、44MAGNUMの代表曲のひとつである「STREET ROCK’N ROLLER」が披露されてきた事実もある。果たしてこの曲がどんな場面で演奏されることになるのか、というのもまた楽しみなところ。とにかく8月15日は幕張メッセに集結すべし!
増田勇一
この新作はシンプルに『44MAGNUM』と題され、9月16日にリリースされるもの。PAUL(Vo)は、2008年3月1日、東京・中野サンプラザホールで行なわれた<JAPAN HEAVY METAL FANTASY~KANSAI NAGURIKOMI GIG 2008>での刺激と手応えの大きさがこの作品の誕生に繋がったことを認めながら、「遠い昔、メジャー・デビュー以前の44MAGNUMに通ずるようなエネルギーを自分でも感じる」と語っている。また、JIMMY(G)は「常に試行錯誤を重ねてきた自分たちなりの“今”がここにある」と言い、JOE(Dr)もまた「時代性とは関係なく、これこそが現在の44MAGNUMのあるべき姿だと思う」と言葉を重ねている。
現在の44MAGNUMは前出の3名に加え、PAULの実息であるSTEVIE(Vo)、そしてSHUSE(B:元La’cryma Christi/現SAMURAI DEAD CITY)という5人編成になっている。残念ながらBAN(B)の復帰は実現に至らなかったが、「それをいちばん悔しがっているのは俺かもしれない」と語っているのは、当のSHUSEだったりもする。実際、PAULやJIMMYをして「俺たちよりもずっと44MAGNUMについて詳しい」と言わしめるほどのSHUSEとSTEVIEの貢献があってこそ完成に至ったのがこの作品ということになるだろう。
このバンドの歴史には“同じアルバム”というものがまったく存在しないが、この『44MAGNUM』は、僕なりの形容をさせてもらうならば「過去のどの作品とも違っていながら、今、このバンドを求めている人たちすべてが納得するはずの1枚」だ。同時に、「初期作品に通ずる勢いと、成熟した現在だからこそのバランス感覚を持ち合わせた作品」という言い方も可能だと思う。とにかく、期待していて間違いないことだけは確かだし、幕張メッセのステージ上でも、おそらくこの作品のなかから新曲を披露してくれるはずだ。
とにかくこのステージは、新生44MAGNUMにとってのお披露目の場となり、このバンドの新しい門出の瞬間となるわけである。「他のバンドのファン、若いファンにも最後まで観て欲しいね」と語るのはJOEだ。彼も参加してきたKENのツアーでは、44MAGNUMの代表曲のひとつである「STREET ROCK’N ROLLER」が披露されてきた事実もある。果たしてこの曲がどんな場面で演奏されることになるのか、というのもまた楽しみなところ。とにかく8月15日は幕張メッセに集結すべし!
増田勇一
この記事の関連情報
【ライブレポート】白田“RUDEE”一秀、追悼公演<ありがとうRUDEE>で豪華盟友たちと40曲の共演
【ライブレポート】44MAGNUM、40周年記念ツアーファイナルで「50周年まで頑張ろうぜ!」
【ライブレポート】日本HR/HMのレジェンド、EARTHSHAKER、44MAGNUM、PRESENCEなど5組の競演「バハマ、どうもありがとう」
EARTHSHAKER、44MAGNUM、MARINOら出演、心斎橋BAHAMA60周年記念イベント開催決定
【ライブレポート】44MAGNUM、アニバーサリーイヤー開幕「40周年だから特別なこともやっていく」
44MAGNUM、<JAPAN HEAVY METAL FANTASY 2008>出演時のライヴ音源を360 Reality Audioで配信
44MAGNUMのSTEVIE、ソロプロジェクト「ANKH」始動
【ライヴレポート】<JACK IN THE BOX 2021>、全6時間全40曲に40周年の見えない絆「kyoさん、帰ってきてくれたよ! 」
【対談】44MAGNUMのJIMMY × 大石“jack”征裕が語る、<JACK IN THE BOX>と全ての原点「40周年のケジメです」