話題のレゲエ・アーティスト、導楽を紐解く【5】―導楽が見据える今後

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話題のレゲエ・アーティスト=導楽にフォーカスをあて、レゲエとの出会い、「Still In Love」の誕生、そしてデビューに至るまでと、今まで知られざる導楽の色々な面を5日間に渡り紹介してきたこの企画。

◆「Still In Love」PV映像

少しでも導楽というアーティストに興味を持ってもらえたらと思い、始めたこの企画も遂に最終回を迎えた。これまで彼を知らなかった人も、これをきっかけに、まずはデビュー曲「Still In Love」を聴いてみてもらえたらうれしい。そして、最終回となる今回は、導楽が見据える今後について語ってもらった。

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――今夏出演するフェスでは、どんなパフォーマンスを考えていますか?

導楽:単にこなすんじゃなくて、ひとつひとつを大事にしていきたいっすね。あと、「Still In Love」を聴きに来てくれた人を、どう自分の世界に引き込んでいけるかも課題だと思ってます。

――今後は、どんな曲を制作していきたいと思っていますか?

導楽:言いたいことは山ほどあるけど、まだ自分が言えるレベルに到達できてないんで、そこは勉強していかないとって思ってます。上っ面だけで発言するような曲は作りたくないんで。あと、「Still In Love」とは対極かもしれないけどコンシャスな曲も作っていきたいっすね。日本人として日本のためにって考え方は、レゲエと出逢ってから強く意識してることなんで。俺の不安とか不満とか疑問を、共感して聴いてもらえるように上手く曲にして伝えていきたいと思ってます。

――最後に、どんなスタイルを持った歌い手を目指していますか?

導楽:ラフでタフ。あと、どんなリディムにのせても自分の味が出せる歌い手ってとこですね。それがレゲエの歌い手だと思ってるんで。

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昨今のレゲエ・フェスの盛り上がりは言うまでもないが、やはり録音された音源とはまた違う魅力を体感できるライヴやフェスには、ぜひ足を運んでもらいたいところだ。フェスではもちろん、「Still In Love」をはじめ、「SURVIVOR」などのダンスホール・チューンも披露される。

ライヴやフェスで起こるという、<会えないときほど会いたくなるよ 思い出すよ今でも君の笑顔>の大合唱。「Still In Love」の歌詞を覚えて大合唱の醍醐味を味わうのもよし、聴き入るのもよし、自由に導楽の歌を味わってもらいたい。そしてきっとライヴを観れば、導楽の魅力はラブソングだけにあらず、ということもわかるはずだ。

ライヴ日程の詳細は、導楽のオフィシャル・サイトでチェックを。

「Still In Love」
UPCH-80130 ¥1,000(tax in)
2009年7月1日発売

⇒話題のレゲエ・アーティスト、導楽を紐解く【1】~【5】はこちら
◆「Still In Love」ミュージック・ビデオ(YouTube)
◆導楽オフィシャルサイト
◆導楽ユニバーサルミュージック公式サイト
◆iTunes Store 導楽(※iTunesが開きます)
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