15年ぶりのカップル復活、鈴木雅之が菊池桃子とデュエット披露

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鈴木雅之が24日、デュエット・ベスト・アルバム『Martini Duet』の発売を記念したプレミアム・イベントを銀座で行なった。

イベントに用意された客席は30席。このプレミアムなイベントに見事当選したファンは、リリース・パーティということもあり、パーティ仕様に着飾って、開場前から入り口に列を作った。

ファンの歓声の中ステージに上がった鈴木雅之は、開口一番「私がデュエットの帝王、鈴木雅之です」と挨拶。自らのラブソング、そしてデュエットに対する思いを語った後、最初に登場したパートナーは菊池桃子。

かつて「渋谷で5時」で世間を席巻した黄金コンビは、15年ぶりの復活となる新曲「恋のフライトタイム~12pm~」を披露。「ずっと鈴木雅之さんのファンだったので光栄でした」と菊池桃子が感想を伝えると、鈴木雅之も「オレは15年前と今回で二度桃ちゃんに恋をしたね」と告白し、黄金コンビの健在ぶりをアピールした。

続いて鈴木雅之の「お姉ちゃん、お茶の時間だよ」との呼びかけに姿を現したのが、姉の鈴木聖美。「お姉ちゃんとは小さいころから一緒にステレオの前に正座して音楽を聴いていた」と語った2人は、デュエットソングの定番「ロンリー・チャップリン」で息ピッタリの掛け合いを見せた。

衣装チェンジを経てステージに登場したのは“コック・マック&ノッキー”という名の3人組。鈴木雅之と、盟友Bro.KONE、そしてアフロ・ヘアーのカツラを付けた木梨憲武のトリオだ。

鈴木雅之曰く「女性とのデュエットはラブソング。男性とのデュエットは遊び心」とのことで、クック・ニック&チャッキーの代表曲「可愛いいひとよ」を、3人の遊び心満載でカヴァーした。

ちなみに、衣装について聞かれた木梨憲武は「インパクト重視でアフロとメガネにしたんだけど、この姿を見た5歳の娘が泣き止まなかった」と複雑な表情を見せていた。

「ラブソングを歌い続けて四半世紀」と語る鈴木雅之。「デュエットは5分間のショートラブストーリー。今回のアルバムは構想22年だから、その曲たちが一枚に集まるということは自分の音楽の歴史が集約されるようなもので、かけがえのない一枚になることは間違いないね」と、今回のデュエット・ベスト・アルバムの完成に大満足の様子だった。
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