【レポート】新浜レオン、公開リハーサルで「9人といえば野球のスタメンの数」
2024年9月11日にリリースした「全てあげよう」(追撃盤)がオリコン週間 演歌・歌謡シングルランキング1位(同年9月23日付)を獲得し、ランキングトップ10入り自己最長記録を更新中の新浜レオン。2019年5月1日のデビューから約5年、<新浜レオン ファーストコンサートツアー ~全てあげよう~」が2024年9月21日に千葉県・成田国際文化会館からスタートした。
◆新浜レオン 画像
新浜のラッキーカラーでもある緑色のペンライトを手に、満席の観客はオープニングから黄色い歓声と共に総立ち。新浜と同世代や年下のバンドメンバーとダンサーを率いて、演歌・歌謡曲のコンサートのイメージを打ち崩す、新浜ならではの若さとライブ感あふれるステージを展開。自身の曲を中心に、敬愛する西城秀樹や野口五郎のカバー曲など全20曲を披露した。アンコールでは「全てあげよう」のプロデューサーである木梨憲武もサプライズ出演。新浜との軽快なトークで会場が大爆笑に。二人で「全てあげよう with 木梨憲武」を披露してコンサートのラストを大いに盛り上げた。
同コンサートの詳細は改めてレポートとしてお伝えするが、この日、本番前にマスコミ関係者に向けて公開リハーサル&囲み取材が行われた。まずはその模様からお届けしたい。
公開リハーサルは、オープニングSEから1曲目「全てあげよう」を歌唱。本番さながらの熱気あふれるリハーサルが進み、最後は“君だけに君だけに♪”と歌った後、特設ステージからメインステージへのスロープで、お馴染みの“膝スラ(サッカー選手がゴールを決めたときに芝生の上で滑って喜びを表現するポーズ)”パフォーマンスを披露した。そして最後は囲み取材へ。その模様を抜粋してお届けしたい。
◆ ◆ ◆
──準備を重ねてきたツアーがいよいよ初日です。意気込みを聞かせてください。
新浜:もちろんテレビに出ることも、ラジオに出ることも大好きですが、僕としてはなんといっても皆さんの前で歌うこと、それもコンサートというかたちが一番の楽しみです。その初日を地元の千葉県、大切な成田で迎えられて本当に嬉しい気持ちでいっぱいなので、全力でいいスタートが切れるようにやるだけかなと思っています。
──今回のツアーの特徴を教えてください。
新浜:僕は今年28(歳)ですが、ダンサーとバンドのメンバーはみんな年齢が同じか、年下なんですね。今までに自分が参加させていただいた演歌・歌謡のステージでは先輩がほとんどで、今回初めて後輩が多いステージになります。僕とダンサーが4人、バンドが4人で9人なんですけども。僕はずーっと野球をやってきたので、よく考えてみたら9人といえばスタメンのメンバー数と一緒なんですよ。野球チームを今再び組んでるような感覚で迎えられてるなって思いますね。
──座長というよりキャプテンですね。
新浜:そうですね。高校ではキャプテンだったので、その当時の思い出が蘇るような、部活動の練習のような雰囲気が流れてました。若く、男だけで作る、荒削りな音も含めて楽しんでいただければなと思っています。
──新曲の「全てあげよう」は膝スラが話題ですけども。
新浜:もともと木梨憲武さんが「全てあげよう」を秀樹さんみたいに熱く歌うのは当たり前だと。「プラス、レオンらしい何かがほしいね」って木梨さんが考えてくださったんですよ。膝スラはサッカー選手が得点決めた後のゴールパフォーマンスで。野球では(片方の脚を伸ばす)スライディングか、ヘッドスライディングなので全然やったことなかったんですけど、なぜか最初からできたんですよ。なんでだろう?って思ったら、僕はポジジョンがキャッチャーだったんで、フォークボールとかスライダーがきたときは、こうやって(膝をついて)取るんですよ。キャッチャーの経験が膝スラに活きてたんだ、と今わかりました(笑)。
──今日はひょっとして木梨さんもステージに…?
新浜:つい3日前に一緒に食事をさせていただいたときに、「レオン、コンサートあるんだってな。お前、何曲歌うの?」って聞かれたんですよ。「まあ20曲弱くらいですかね」って答えたら、「じゃあ俺、8曲は歌えるな」って言われて(笑)。ただ、どのタイミングなのか本当にわかんないんで、本番は僕もドキドキしながら…何なら来ない可能性もあるっていう(笑)。
──今回は膝スラ用にスロープセットになってますが、床で滑るのとは違ったりするんですか?
新浜:スロープは最高ですね! この傾斜があれば、“これぞ膝スラ”っていうのが見せられるので、常に持ち歩きたいくらいです。
──今回ツアーが実現したことについて、改めてどういうお気持ちなのか教えてください。
新浜:僕は2019年にデビューして、2年目以降はコロナ禍で全国を廻れない時期が続いていました。そういった意味では、初めて全国を廻る感覚です。待っていただいている皆さんのところに行って、画面越しではなく直接目を見て歌う時間を、1本でも増やしていきたいなと思っています。
◆ ◆ ◆
ときに笑いを交えながら、一つひとつの質問に丁寧に答える新浜。誠実な人柄が垣間見えるとともに、コンサート本番への期待感がさらに高まる公開リハーサル&囲み取材となった。
取材・文◎牧野りえ
■6thシングル「全てあげよう」追撃盤
※全5種共通:1,350円(税込)
▼封入特典
「全てあげよう」メロ譜封入
※初回生産封入特典:新浜レオントレーディングカード1枚ランダム封入(全10種)
【盛り上がレオン盤】JBCK-6008
1. 全てあげよう
2. 全てあげよう with 木梨憲武
作詞作曲:所ジョージ
3. 全てあげよう (オリジナルカラオケ)
4. 全てあげよう with 木梨憲武 (オリジナルカラオケ)
【あなたの色に染まレオン盤】JBCK-6009
1. 全てあげよう
2. くちづけ
作詞作曲:所ジョージ 編曲:沼井雅之
3. 全てあげよう (オリジナルカラオケ)
4. くちづけ (オリジナルカラオケ)
【恋焦がレオン盤】JBCK-6010
1. 全てあげよう
2. 恋にゆれて
作詞作曲:所ジョージ 編曲:LEON 97-BAND
3. 全てあげよう (オリジナルカラオケ)
4. 恋にゆれて (オリジナルカラオケ)
【虫刺さレオン盤】JBCK-6011
1. 全てあげよう
2. 夏の香り
作詞作曲:所ジョージ 編曲:沼井雅之
3. 全てあげよう (オリジナルカラオケ)
4. 夏の香り (オリジナルカラオケ)
【れおすけ盤】JBCK-6012
1. 全てあげよう
2. 奇跡を信じよう
作詞作曲:矢吹俊郎 編曲:矢吹俊郎&中村修司
3. 全てあげよう (オリジナルカラオケ)
4. 奇跡を信じよう (オリジナルカラオケ)
この記事の関連情報
『第75回NHK紅白歌合戦』、初出場10組のコメント到着
『第75回NHK紅白歌合戦』出場者発表
木梨憲武、「No Limit feat. AK-69」MV公開+リリイベ<ヤーマン会>開催も
【ライブレポート】新浜レオン、地元・千葉で開幕した全国ツアー初日に木梨憲武がゲスト出演「ここからが勝負です!」
【インタビュー】新浜レオン、木梨憲武プロデュース「全てあげよう」が物語る様々なフィールドから愛される理由「やっぱり、秀樹さん愛です」
木梨憲武、3rdアルバム『木梨ソウル』に松本孝弘、AK-69、AI、松下洸平など豪華ゲスト陣
木梨憲武、2年4ヵ月ぶりアルバム『木梨ソウル』を10月リリース
木梨憲武、所ジョージ作詞作曲による1年9ヶ月ぶり新曲「きみのたこ焼き」を配信開始
新浜レオン、木梨憲武プロデュースにして所ジョージ作詞作曲による新曲「全てあげよう」MVの見どころは“膝スラ”