【Many Merry Diaries】羊たちの激白:メリーのツアー日記 霜月篇(9)鹿児島その弐

ポスト
全国津々浦々をツアーしていて気付かされるのは、「ライヴハウスのあり方ってイロイロだ」ということだったりもする。もちろん東京や大阪にだっていろんな形状や雰囲気のライヴハウスがあるが、各地に足を伸ばせば「ステージと客席にほとんど差がない」なんていうライヴハウスはザラだったりもするのだ。以前、某ミュージシャンの「気付いたら、お客さんが自分の背後にいたことがあった」という発言に笑わされたことがあったが、11月28日、生まれて初めての鹿児島公演をSR HALLで行なったメリーも、それと遠からずの状況にあったようだ。

まずライヴ当日の午後6時31分、すなわち開演30分前というギリギリの時刻に健一からメールが届いた。

▲ご覧の通り段差がきわめて小さなステージ。最前列中央が確保できれば、あなたがガラに代わって“お習字”することも可能かも。
ライヴ前のステージです。
地方ならではな感じでステージも低く、
お客さんとの距離が、物凄―く近いです(笑)。
恥ずかしい反面、お客さんの熱が
ステージまで届きやすいので、楽しめそうです!
では、ライブ行ってきます!
健一


至近距離でちょっと恥ずかしかったりするのは、実はお客さんにとっても同じこと。お互い羞恥心なんかかなぐり捨てて、楽しむしかないのだ。そして実際、この夜のライヴはめちゃくちゃ発汗量の高いものだったようだ。終演後の午後10時50分、今度は結生からこんなメールが到着した。

鹿児島SR HALL。
一昨日に引き続き、熱くて暑くて厚いライヴでした!
今日、明日と2連チャンなのでテンションアゲアゲロケンロー!
熊本行って参ります~!
結生


なんだかテンションが上がったまま、メンバーの脳もアゲアゲ状態が持続していることがうかがえる文面ですな。ところで皆さん、鹿児島ではどんな食事を堪能したんでしょう? 黒豚? きびなご? さつま揚げ? ま、芋焼酎は聞くまでもないんだけども。そんなことはともかく、本日、11月29日は午後7時よりDRUM Be-9でライヴ。熊本の皆さん、よろしく!

増田勇一
この記事をポスト

この記事の関連情報