なんとタッチパネル!? 噂のiPhoneがついに登場! だけど問題も…

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iPodを搭載した携帯電話。かねてから噂のあったiPhoneがついに登場した。これは、現在サンプランシスコで開催中の<Macworld Expo>で、アップルのCEO、スティーブ・ジョブズが発表したもの。

その噂のiPhone、右の写真を見てもらうとわかるように、なんと3.5インチのタッチパネルが前面に搭載されており、電話としてのボタンなどはない。なんと近未来的! とてもサイバーだ。

タッチパネルなので、当然電話をかける場合などは、銀行のATMのようなパネルに表示される数字ボタンを押すことになるのだろう。また、メールを作成するには、同じくパネル上に表示される“QWERTY配列”のキーボードが表示されるので、それを遣うことになる。“QWERTY配列”のキーボードとは、我々が普段パソコンで使っているキーボードのこと(上から2段目のキーが“Q”“W”“E”“R”“T”“Y”の順に並んでいることからこう呼ばれる)。つまりiPhoneでは、パソコンでメールを作成するのと同じ感覚でメールを打てるというわけだ。

さらにiPhoneには200万画素のカメラと、Macの標準ブラウザ「Safari」のiPhoneバージョンブラウザ、そしてGoogleの地図サービスである「Google Map」、そしてもちろんiPodの機能を有する。電話もメールもWebも地図も音楽も、これ1台で楽しめるというわけだ。

気になる日本での発売だが、当面はないと予想される。というのも、このiPhoneは、日本国内の携帯電話キャリアが採用している通信方式とは異なる方式を採用しているため。なので、iPhoneの日本国内対応版(G3端末)が出ないことには我々は使えないのだ。

とはいえ、このiPhone、もし日本国内で発売されることになったなら、人気爆発の予感は十分。<Macworld Expo>にはソフトバンクの孫正義社長の姿もあったとのことで、国内発売の際には、やはり噂どおりあのキャリアが・・・?

価格は、4Gバイトモデルが499ドル、8Gバイトモデルが599ドルとなる見込み。アメリカでは今年の6月に登場予定だ。

と、ここまでは期待だらけのiPhoneの話。実は懸念事項がひとつある。“iPhone”という名称、実はアップル以外の企業に、すでに商標が取られている。そして“元祖iPhone”はなんとこちらの製品!

アップルのiPhoneと、元祖iPhone。さて、どうなりますか?
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