グラミー賞、U2が独占!

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2月8日(水)、ロサンゼルスのステープルズセンターで行われた第48回グラミー賞で、U2が主要部門の最優秀アルバム(『How To Dismantle An Atomic Bomb』)、最優秀ソング(Sometimes You Can't Make It On Your Own)ほか、最優秀ロックアルバム、最優秀ロックグループ、最優秀ロックソングの5部門を独占し、最多受賞した。

期待の高かった最多ノミネートのマライア・キャリーは最優秀R&Bアルバム『The Emancipation of Mimi』、最優秀R&Bソング(「We Belong Together」)、最優秀R&Bヴォーカル・パフォーマンスの3賞を受賞。惜しくも主要部門での賞を逃している。また、マライアと同じく最多部門にノミネートされていたカニエ・ウェストが最優秀ラップソロパフォーマンス(「Gold Digger」)、最優秀ラップアルバム『Late Registration』、最優秀ラップソング(Diamonds From Sierra Leone」)を受賞、ジョン・レジェンドが新人賞、最優秀男性R&Bパフォーマンス、最優秀R&Bアルバム『Get Lifted』に輝き、それぞれが3つの栄冠を手にした。

授賞式では、U2のボノが亡き父に“感謝”し、新人のジョン・レジェンドもこの受賞に大きな感謝を表した。

ほかに、アメリカン・アイドル出身のケリー・クラークソンが最優秀ポップアルバム(『Breakaway』)、最優秀女性ポップヴォーカル(「Since U Been Gone」)を受賞。スティーヴィー・ワンダーが最優秀男性ポップヴォーカル(「From the Bottom of My Heart」)、ビヨンセとの「So Amazing」で最優秀R&Bデュオ・パフォーマンスの2賞に輝いている。

年間最優秀レコードは昨年、各賞を総なめにしたグリーン・デイ(「Boulevard of Broken Dreams」)が獲得した。

<第48回グラミー賞>受賞リスト

■最優秀アルバム
『How to Dismantle an Atomic Bomb』 U2
■最優秀レコード
「Boulevard of Broken Dreams」 グリーン・デイ
■最優秀ソング
「Sometimes You Can't Make It on Your Own」 U2
■最優秀新人賞 
ジョン・レジェンド

■最優秀ラップコラボ
「Numb/Encore」 ジェイ・Z&リンキン・パーク
■最優秀ラップアルバム
『Late Registration』 カニエ・ウェスト
■最優秀ラップソロパフォーマンス
カニエ・ウェスト
■最優秀ラップグループ
ブラック・アイド・ピーズ
■最優秀ラップソング
「Diamonds From Sierra Leone」 D.ハリス&カニエ・ウェスト

■最優秀ロック歌手
ブルース・スプリングスティーン
■最優秀ロックグループ
U2
■最優秀ロックアルバム
『How to Dismantle an Atomic Bomb』 U2
■最優秀ロックソング
「City of Blinding Lights」 U2

■最優秀ハードロックパフォーマンス
システム・オヴ・ア・ダウン
■最優秀メタルパフォーマンス
スリップノット

■最優秀オルタナティヴ・アルバム
『Get Behind Me Satan』 ホワイト・ストライプス

■最優秀男性R&Bパフォーマンス
「Ordinary People」 ジョン・レジェンド
■最優秀女性R&Bヴォーカルパフォーマンス
「We Belong Together」 マライア・キャリー
■最優秀R&Bデュオ
「So Amazing」 ビヨンセ&スティーヴィー・ワンダー
■トラディショナルR&Bヴォーカル・パフォーマンス
「A House Is Not a Home」 アレサ・フランクリン
■最優秀R&Bソング
「We Belong Together」 マライア・キャリー
■最優秀R&Bアルバム
『Get Lifted』 ジョン・レジェンド
■最優秀コンテンポラリーR&Bアルバム
『The Emancipation of Mimi』 マライア・キャリー

■最優秀ポップアルバム
『Breakaway』 ケリー・クラークソン
■最優秀女性ポップヴォーカルパフォーマンス
「Since U Been Gone」 ケリー・クラークソン
■最優秀男性ポップヴォーカルパフォーマンス
「From the Bottom of My Heart」 スティーヴィー・ワンダー
■最優秀ポップグループ
マルーン5
■最優秀ポップコラボ
ゴリラズ

■最優秀ショート音楽ビデオ
「Control」 ミッシー・エリオット feat. シアラ
■最優秀ロング音楽ビデオ
「No Direction Home」 (ボブ・ディラン)

T.Kimura
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