'05年上半期北米コンサート&CDセールス速報

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AP通信などが伝えたところによると、'05年上半期の北米でのコンサートチケットの売り上げが、昨年の同時期に比べ12%落ち込んだ。チケットの平均料金が昨年よりも下がっているにもかかわらず、客足が遠のいているという。上半期ではイーグルス、U2、シェール、セリーヌ・ディオン、モトリー・クルー、エルトン・ジョン他がセールスの上位を占めた。

また、CDセールスに関して、北米でのアルバムの売り上げが、昨年同時期の3億300万枚から2億8,260万枚へと下落した、とUSA TODAY紙が報じている。ダウンロードによるデジタルトラックの売り上げが飛躍的に伸びているが、CDセールスの落ち込みを埋めるまでには至っていない。ビルボード誌のチャートディレクターは「落胆するには早すぎる」とし、下半期のビッグヒットに期待している。今年1月から6月までに100万枚以上を売り上げたアルバムは17作品。昨年はノラ・ジョーンズ、アッシャーがマルチプラチナセールスを誇った。

<'05年上半期北米アルバムセールストップ10>:

1 『Massacre』50セント(402万枚)
2 『The Emancipation of Mimi』マライア・キャリー(230万枚)
3 『Documentary』ザ・ゲーム (211万枚)
4 『American Idiot』グリーン・デイ(193万枚)
5 『Breakaway』 ケリー・クラークソン(160万枚)
6 『Love Angel Music Baby』グウェン・ステファニー (152万枚)
7 『X&Y』コールドプレイ 138万枚
8 『Hot Fuss』ザ・キラーズ 131万枚
9 『Now 18』 (121万枚)
10『Eminem Encore』エミネム(116万枚)

T.Kimura
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