リンキン、シンガポールは“祖母との夕食”

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今週初めにシンガポールでパフォーマンスした米国のグループ、リンキン・パーク。メンバーのチェスター・ベニントン(Vo)はいつもの調子が出なかったようだ。ステージで罵ったり、ツバを吐くことに慣れている彼は、シンガポールの規則は厳しすぎると感じている。

ベニントンはStraits Times紙のインタヴューで次のように語った。

「お祖母ちゃんの家で夕食を食べてるみたいだ。汚い言葉を吐けない。“そっちのイカれたニンジンをくれ、クソ野郎”とは言えないんだ。」

バンドは屋外コンサートで1500人を集め、検閲にかかる言葉は発せられなかった、と同紙は伝えている。

シンガポールは検閲が厳しいことで有名。これまでにも海外のバンドが入国を拒否されたり、米国の雑誌やテレビ番組が禁止になっている。

リンキン・パークは'03年にアルバム『Meteora』が大ヒットした。

T.Kimura
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