ユーライア・ヒープ/オジー・オズボーンのドラマーだったリー・カースレイクが死去

ユーライア・ヒープ、オジー・オズボーン・バンドで活躍した英国人のドラマー、リー・カースレイクが9月19日(土)、73歳で亡くなった。5年ほど前から癌を患っていたと伝えられている。
10代初めでドラムをプレイし始め、60年代後半The Godsでプロ・デビューしたカースレイクは、1971年にユーライア・ヒープに加入し『Demons And Wizards』(1972年)から『Fallen Angel』(1978年)までを制作。1979年に脱退後、オジーと出会い、彼のファースト・ソロ・アルバム『Blizzard Of Ozz』(1980年)およびセカンド『Diary Of A Madman』(1981年)のレコーディングに参加した。
その後は、ユーライア・ヒープに復帰し2007年まで活動を続け、70年代初めから計17枚のユーライア・ヒープのスタジオ・アルバムに貢献した。ユーライア・ヒープのリーダー、ミック・ボックス(G)は「リーはこの世で最も優しい人で、兄弟であり、素晴らしいドラマー、シンガー、ソングライターだった! 彼はこの上なく人生に情熱を持ち、ファンや出会った人々全てからとても愛されていた! ロック・イン・ピース 友よ。デヴィッド、ゲイリー、ジョン、トレヴァーによろしく言っておいてくれ!」と哀悼している。
オジーは、「リーとは39年会っていない。でも、彼は俺のためにプレイしてくれたBlizzard Of OzzとDiary Of A Madmanのレコードで永遠に生き続ける。リー・カースレイク RIP」と追悼の言葉を上げた。奇しくも『Blizzard Of Ozz』が今週(9月20日)、リリース40周年を迎え、記念盤の発売や特別番組の放送、オンライン・イベントが開催され、注目されている最中だった。
It’s been 39 years since I’ve seen Lee but he lives for ever on the records he played on for me, Blizzard of Ozz and Diary of a Madman. Lee Kerslake RIP pic.twitter.com/xWqVR0VJn6
— Ozzy Osbourne (@OzzyOsbourne) September 19, 2020
Ako Suzuki







