【今夜はLuckyFes Night】「棒立ち大歓迎」、歌広場淳が語るゴールデンボンバー流フェスの楽しみ方

長年にわたって唯一無二のステージで観客を沸かせてきたゴールデンボンバーが、2026年もLuckyFesにやってくる。老若男女、金爆を良く知らぬとも、その場に居さえすれば自ずと笑顔がほころび、しまいにゃ誰もが爆笑に包まれるという、究極のエンターテイメント集団だ。8月8日(土)、とびっきりの笑顔がWING STAGEの会場を埋め尽くすことだろう。
そんなゴールデンボンバーから、LuckyFM特別番組「今夜はLuckyFes Night」に登場してくれたのは、ベース担当、歌広場淳だ。
LuckyFesならではの魅力やフェス文化を語る軽快なトークからは、出演者としてステージに立つ視点だけでなく、ひとりの音楽ファンとしてラインナップを楽しみにする姿勢や、フェスだからこそ生まれるアーティスト同士の化学反応、観客とともにつくり上げるライブの醍醐味への思いがにじみ出てくる。ゴールデンボンバーが長年にわたって貫いてきた観客を楽しませる姿勢とはどういうものか。
ライブそのものはもちろん、音楽フェスの楽しみ方を知り尽くしたゴールデンボンバーは、LuckyFesをどのような場所として捉えているのか。その言葉からは、観客としても出演者としてもフェスを心から楽しむ、歌広場淳ならではの視点が見えてきた。

──(向麗衣アナ)ゴールデンボンバーは、初回の2022年から3年連続の出演、そして昨年飛ばして<LuckyFes’26>が4度目の出演になりますね。
歌広場淳:ありがとうございます。毎年出られたらよかったんですけど、生意気なことに去年はライブが重なっちゃったみたいで、ほんと申し訳ないですね。本当は毎年出たいんですよ。
──(向麗衣アナ)<LuckyFes’24>では、歌広場さんの代わりに「ラッキーマン」が登場して会場を盛り上げてくれましたよね(笑)。
歌広場淳:「ラッキーフェス」っていうことで、ゴールデンボンバーとして何をやったらいいのかということで「ラッキーマン」にライブに出てもらった…っていうくだりですよね。要は僕が全身仮装、いや全身塗装してラッキーマンになってライブに出たという、ちょっと頭おかしいパフォーマンスをいっぱいやったって話ですね。

──(向麗衣アナ)ゴールデンボンバーは、これまでアルバム5枚、シングル27枚をリリースされていますが、歌広場さんが演奏とか歌ったりとかは…。
歌広場淳:するわけないじゃないですか。たまにね、「ほんとは楽器を弾けるんじゃないか」とか「弾きたいと思われたことありますよね」とか気にかけてくださるんですけど、全くないです。僕は本当に楽器とか音楽というものとは縁遠い生活をずっと送っているものですから、全くわかんなくて。楽器を弾きたいって気持ちが全くないので、だから27枚もシングル出てるんだってびっくりしました。すごいですね。
──(向麗衣アナ)聞いたところによると、ベースの弦の代わりにタコ糸を張っていたこともあったとか。
歌広場淳:ベースの弦って高価なんですよ。「いや、こんなところにお金を使わなくても…」っていう気持ちでタコ糸を張っていたんですけど、「さすがに見栄えが悪いだろう」って今ではマネージャーが普通に弦を張ってくださっているんです。僕は全然気にしてないんですけどね。で、マネージャーが本当に気を使って、たまにチューニングとかするんです。僕はわりかし温厚な方というか、こだわりとか全くないんですけど、唯一ブチギレてしまう瞬間が「マネージャーがチューニングをしている時」なんですよね。「無駄だからやめろ」「今すぐにやめろ」「それは意味がないからやめろー」って怒鳴っちゃう。
──(向麗衣アナ)意味がない(笑)。
歌広場淳:本当に無駄ですから。数ある人生の無駄な時間の中でも「ベースのチューニングだけは本当に無駄」と思うんで、やめてほしいなって思ってます(笑)。
──(向麗衣アナ)「タツオ…嫁を俺にくれ」では、樽美酒研二さんは作詞・作曲や歌唱もされていますけど、そういったことも…。
歌広場淳:全く思わないですね。できればしたくない。「なんだお前」ってことですけど、そもそも僕は大学時代に偶然ゴールデンボンバーを見かけて「あまりに感動してしまった」から後から加入したんですよ。音楽を演りたいんだったらゴールデンボンバー以外のバンドにいたと思いますから(笑)。「音楽をやりたい」って気持ちがないから、ここまで続けられたんです。ボーカルの鬼龍院翔が楽曲に関すること全てひとりでやっているんですけど、よくバンドの解散とか喧嘩する理由に「音楽性の衝突」ってあるじゃないですか。僕たちに音楽性がないからうまくいってるんです。下手に音楽性があるとやっぱり良くないのかなって思いますね…なんか無責任ですけれども(笑)。
──(向麗衣アナ)確かに、音楽性とか方向性の違いが不仲の原因になりがちですけど。
歌広場淳:音楽性がないので、「次の曲こういう風にしたいんだよね」みたいな相談もない。しても無駄だから。だからゴールデンボンバーって効率がいいバンドだなって思いますね。まずスタジオ代もかからない。機材費もかかんない。エコバンド…そんな言葉聞いたことないですけどエコバンドだなと思います。
──(向麗衣アナ)死に物狂いで音楽以外のことをやって、聴いているお客さんを楽しませるって凄いかも。
歌広場淳:「楽曲に携わってない分、パフォーマンスが凄いですよね」って皆さん言ってくださるんですけど、僕ら別にパフォーマンスも凄くないんですよ。へりくだっちゃって申し訳ないんですけど、空を飛んだり巨大化して街を破壊したりしているわけでもないので。誰にでもできることをやっているんですけど、それを「そんなバカバカしいことを一生懸命やってる人、初めて見た」って感動してくださるんですよね。僕たちからしたらそれが不思議なんですよ。
──(向麗衣アナ)「楽しんで自由にやっていい」っていうのを見ると、元気づけられますから。
歌広場淳:僕がゴールデンボンバーを20年近くやっていて思うことのひとつに、「笑いました」とか「元気をもらいました」とか言ってくださるのは、多分本当なんだなとは思ってます。僕がゴールデンボンバーを偶然見かけたとき、「すごい勇気をもらった」ことはすごく覚えているので。
──(向麗衣アナ)そうなんですね。
歌広場淳:僕は音楽には全く興味ないんですけど、バンドとかミュージシャンには憧れていたんです。ヴィジュアル系バンドが好きで、観るのは好きだったけど、楽器が弾けなきゃバンドってできないしミュージシャンとしても成功しないと思うし、「本当はこういうことをやりたいんだけど、自分にはスキルがないからできない」って諦めた人ってたくさんいると思うんです。けど、ゴールデンボンバーって楽器を弾いていないのに、あんだけ堂々とステージでパフォーマンスしてる。「この人たちができるんだったら俺も明日から、てか今からでも生き方変えられそう」って思って、勇気を出して「加入したい」ってメールを送ったんですよね。「何かやりたいんだけど、自分にはできないだろう」って思い込んでいる人って世の中にたくさんいると思うんですけど、ゴールデンボンバーを観ると、「この人たちでもできるんだったら、私でもできるな」って気持ちになるんじゃないかなって思いますね。
──(向麗衣アナ)救われるとか元気づけられるというのはよくわかります。
歌広場淳:「凄いことをやっているわけではない」ってことを最初に言っておかないと、なんか凄い人たちっていうことになっちゃうので、「全然凄くないですよ」ってことだけは伝えておきます。はい。
──(向麗衣アナ)…という凄い人たち。
歌広場淳:話聞いてました?
──(向麗衣アナ)そんなゴールデンボンバーは、「女々しくて」が大ブレイクしたわけですが、リリースされたのはもう17年前のことになるんですね。
歌広場淳:最初に鬼龍院翔が作ってきて、それをライブでやるにあたってパフォーマンスとか振り付けをどうしようかと、西武池袋線の江古田駅前のマクドナルドの2階で打ち合わせをしたんです。いつもマクドナルドで打ち合わせをして、スタジオに入るのはばかばかしいから夜の公園とかでライブのリハーサルをしていたんですけど、「女々しくて」を聴いた時に、「ちょっと意味わかんないから、あんまりやりたくないな」って喜矢武豊が言っていて、僕もあまりロックバンドっぽくないからライブでどんな感じになるのか想像できなくて「なんとなくやだな」と思った記憶があります。
──(向麗衣アナ)意外に反対意見もあったんですね。
歌広場淳:てか反対意見しかないんですけど、鬼龍院翔は言ってました、「メンバーの言うことは聞かないのが1番いいんだ」って。それで大ヒットしたわけですから、彼は自分の能力を自分の身ひとつで証明してみせたわけで凄いですよね。彼は本物なんですよ。
──(向麗衣アナ)周りにどう言われても「この曲だ」という強い思い。
歌広場淳:「どう思われても」って部分が、世間じゃなくてメンバーですからね。だからすごいですよね。1番近くにいる奴らが1番敵だったわけで、あそこで僕らの意見が通ってしまったら「女々しくて」は世に出ていませんから。
──(向麗衣アナ)そうですよね。
歌広場淳:だから鬼龍院翔はね、メンバーのことは信じていないと思います。はい。
──(向麗衣アナ)私は「水商売をやめてくれないか」も大好きなんですけど、ゴールデンボンバーはMVも面白くて、この曲ではメンバーが回転しながら土下座をするという。
歌広場淳:そうですね、鬼龍院翔が曲を作る途中でこういう絵が浮かんでくるんでしょうね。だからそれをやっているだけなんですけど、僕らも意味わかんなくてやっている時もあります(笑)。
──(向麗衣アナ)そうやってどんどん名作が出来上がるという。
歌広場淳:名作かどうかわかんないですけど、褒めてくださる方は結構多くって、鬼龍院翔は「嘘はついてないんだろうな」とは思います。評価されている楽曲とかアーティストって、言葉がストレートに刺さったりして感動を生んでいると思うんですけど、鬼龍院翔って、やっぱ情けないんですよ。すごく背が高い方でもないですし、メイクしてるからいいですけど、普段はみんなすすけたおじさんですから、自分がどんなに有名になったりしても「自分という人間は愛されているのかどうか不安」みたいな、そういう気持ちとかが曲に反映されていて、その気持ちがずっと続いているから、なんとなくたくさんの人に共感を生んでいるんだろうなって思いますね。
──(向麗衣アナ)本当に多くの人から愛されているゴールデンボンバーですから、7月30日から全国で始まる<ゴールデンボンバー ファンクラブ限定ライブツアー2026 ~超厄年祭~>もまた凄いことになりそうですね。

歌広場淳:メンバー4人いるんですけれども、樽美酒研二以外の3人が後厄とか本厄なんで超厄年祭というタイトルになりました。ゴールデンボンバーって過去に紅白歌合戦に4年連続で出させていただいたようなこともあって、わりと幅広い世代の方が「好きだ」って言ってくださって、親子3代でライブに来てくださる方とかもいらっしゃるので、初めてでも楽しんでいただけるようなことも積極的にやっているんです。けど、たまにやっぱ味付け濃いめのライブもやりたくなっちゃうんですね。で、ファンクラブ限定ってことは、最初から変なところを期待している人たちが集まってくる前提なんです。初めて観る人には説明が必要だったり、エクスキューズや何らかのクッションが必要だったりするところを、いきなりすっ飛ばしてぶっ飛んだようなことができるんじゃないかなっていうのもあって、そんなファンクラブ限定ライブなんです。
──(向麗衣アナ)普段のライブでは観られない、ちょっと尖った演出とか?
歌広場淳:そうですね。普段から尖ってはいるはずなんで、もっと尖っているかなと思います。
──(向麗衣アナ)それは観てみたい。
歌広場淳:いやでもほんと無理しないのが1番ですから、8月8日に<LuckyFes’26>に来ていただくのが1番いいと思います。タイムテーブルを見ると超豪華すぎてびっくりしますね。ゴールデンボンバーは、WING STAGEに11時5分から出させていただくんですけど、朝の早い時間帯も可能だったら10時20分のRAINBOW STAGEのしなこさんから観て、GARDEN STAGEのキュウソネコカミに行ってからKANA-BOON…というゴールデンボンバーをぶっ飛ばしちゃそうな超豪華なステージ。すごいっすね、打首獄門同好会さん、あ、MUCCさんもいらっしゃる。きゃりーぱみゅぱみゅさん…めちゃくちゃ豪華じゃないですか。なので、8月8日のラッキーフェスを観にいらしてくださるのが1番いいんじゃないかなと思いますね。

──(向麗衣アナ)歌広場淳さんから見て、ゴールデンボンバーのライブってどういう印象でしょうか。
歌広場淳:テレビとか歌番組で見てもらうことも多いと思うですけど、基本は変わらないはずなんですね。例えばギターソロとかドラムソロで、ちょっと突飛なことをし出すっていうこともやっているんですけど、ライブだとよりそれがダイレクトに出ます。ゴールデンボンバーってなんとなく楽しいって思ってくださる方がいると思うんですけど、そのプラスアルファで何かできたらなって思いますよね。終わった時に「楽しかった」っていう感想よりも「なんかすごいもの見ちゃったな」みたいな人が多いので。
──(向麗衣アナ)メンバー4人それぞれの魅力、ライブでの持ち味ってどういうものでしょう。
歌広場淳:まずボーカルの鬼龍院翔は、音楽的なことをやって、彼は唯一エアーじゃなくてしっかり歌っているんですけど、彼は頭がすごくでかいです。物理的に。だからLuckyFesのようなでかい会場でも「ああ、あそこにボーカルいるな」っていうのが遠くから見ててもわかると思います。頭が異常にでかいんですね。しかもヴィジュアル系として髪の毛とかモリモリにするわけですから、しっかりと存在感をアピールしてるなって思います。ギターの喜矢武豊はギターソロでちょっとふざけたパフォーマンスをしたりするんですけれども、そのパフォーマンスの犠牲というか影響によって、最初に出てきた時の姿で最後までいることがほぼないんです。汚れたり脱いだりビショビショになったりすることが多いんで、喜矢武豊が好きな人は、カッコいい姿が見れるのは最初の2曲ぐらいだけです。そこでしっかりと目に焼き付けるべきですね。最後はくたびれたおじさんが1人立ってるみたいな感じになりますので。ドラムの樽美酒研二は、大体お尻を出します。彼はお尻を出せばなんとかなると思っている節があってですね、SASUKEのようなスポーツ系の番組で彼を知っている人もいると思うんですけど、彼は本当に頭が悪いんです。



──そんな。
歌広場淳:こうやってLuckyFMの「今夜はLuckyFes Night」という特番に出させていただくときにですね、鬼龍院翔は音楽的な準備で忙しくって、喜矢武豊は役者業で忙しくって、樽美酒研二は活字が読めないので台本もわからない。だから余りものの僕が来るってことになるんですけど、どこを見てもまともな人がいない中で、一応僕だけまともです。まともな人を見てても面白くないですけど、何かしら胸に残るものがあると思うんで、ライブを楽しみにしてもらえたらなとは思いますね。
──(向麗衣アナ)歌広場淳さんが、普通で個性がないというわけもありませんが。
歌広場淳:いやほんとに、特に何もしてないですからね。ステージ上で僕を見ていただければ、必死に踊っていると思うんで、踊りたくなったら僕を見ていただくと一緒に踊れますよという感じですね。
──(向麗衣アナ)歌広場淳さんは、ゲーム、映画、ドラマ、小説、舞台、宝塚歌劇団など好きなものが多く、それぞれに造形が深いですよね。イケメンに目がなくて常に推しメンを探していたりとスペックがモリモリなんですが。
歌広場淳:音楽以外のことには興味あるんですけど、音楽だけはちょっと…ねぇ。
──(向麗衣アナ)なにより格闘ゲームが大好きとか。
歌広場淳:先日もラスベガスの方まで行ってきて大きな大会に出たり、そんなこととかをするぐらい好きですね。
──(向麗衣アナ)何がきっかけで始めることになったんですか?
歌広場淳:ゲームが好きだからってことなんですけど、僕、親の仕事の関係でいろんなとこを転々としてきているんです。で、幼少期に友達がいた記憶があまりなくて、だから自然とゲームをやったり、ヴィジュアル系のようなニッチなものを好きになっていくことになっていったんですね。「どうせ友達できても、会わなくなるしな」とか「どうせこの人、俺のことわかんないしな」みたいなちょっと嫌な子供だったんですよ。ただ格闘ゲームっていうのは、例えばドラゴンクエストとかファイナルファンタジーとは違って「対戦相手がいる」っていうのが僕にとって大きいんです。
──(向麗衣アナ)?
歌広場淳:格闘ゲームって1対1で闘って強い方が勝つ弱い方が負けてしまうってことなんですけど、ゲーセンで強いことを証明するためには、自分の台の向こうに座って100円を入れてもらえないと対戦が発生しないんです。子供ながらに「どんなに強いやつでも、好かれてないとその強さを証明できないんだ」ってことに気付いたんですよね。僕、ちっちゃい頃から割と強くって、ゲームセンターとかそのコミュニティで1番強かったんですけど、「好かれてないな」って時があったんですよ。変ですよね。「強いやつが偉い」と思って格闘ゲームをやっていたのに。
──(向麗衣アナ)ええ。
歌広場淳:高校くらいの時に「そうじゃないんだ」ってことに気付いたんです。すごい大事な気付きを得たというか、僕は音楽じゃなくて格闘ゲームからそれを偶然学んだっていう感じなんですよね。「1人じゃない」「1人では生きられない」ってことを。
──(向麗衣アナ)今でもストリートファイターは盛り上がっていますよね。
歌広場淳:ストリートファイターの最新作が世界的に大ヒットしておりまして、今まではなんとなくニッチなものというか、特に格闘ゲームというジャンルは一緒にやれる相手があまりいなかったんですけど、ミュージシャンとかバンドマン仲間でもストリートファイターをやる人が増えてきまして。この前ラスベガスの格闘ゲーム大会「EVO2026」に行ってきたんですけど、その際に同じヴィジュアル系の先輩が「歌広場くん行くんだったら俺も行こうかな」ってラスベガスに一緒に行ったんですよ。そういう風に、一緒に何かをするきっかけになったりもしてますね。
──(向麗衣アナ)すごい。
歌広場淳:eスポーツが流行っているのもありますし、YOSHIKIさんとゲームをする機会もありましたから。僕は音楽的なセッションはできないですけど、ゲームを通したらできるわけで、何でもいいから一生懸命好きだといいことあるなって思います。
──(向麗衣アナ)たくさんの趣味をお持ちの中で「イケメン好き」も気になるところですが、最近お気に入りのイケメンはいますか?
歌広場淳:宝塚ってすごいイケメンだなって改めて思いますね。男役の方がかっこいい。歌番組で宝塚の方々とM!LKさんがコラボして話題になったんですけど、その中の、極美慎(きわみしん)さんっていう宝塚の男役のスターの方は改めてかっこいいなって思います。極真空手をやっていて、お名前はそこから来ている方なんですけど、華やかな舞台上での姿とは別に、掘り下げるとパーソナルな部分がたくさんあって面白かったりするんですよ。途端に見え方が変わってきたりして、そういうきっかけとして「イケメン」はすごいオススメしますよ。今でこそ推し活は珍しいことではないですけど、10年以上前からずっと推し活的なことをやってきましたね。
──(向麗衣アナ)松本潤さんが推しでもありますよね。
歌広場淳:お顔がかっこいいから好き。嵐の解散で見る機会が減ってしまうのが悲しいですよね。でも今は生きやすい時代だなと思います。「好きなことを好きって言っても大丈夫」ですから。昔はヴィジュアル系好きだとかイケメン好きだとか、「気持ち悪い」とか言われたこともありましたからね。「何それ」って言われるような、あまり人に言えないようなことばっかり好きだったんですよ。どうせわからないだろうみたいなものを好きになりやすい人生だとは思います。ゴールデンボンバーを見てすごい感動したのもそうですよね。当時は、ゴールデンボンバーに入りたいって思った人なんていなかったはずですもん。だって売れるなんて誰も思ってないですから。
──(向麗衣アナ)「ベース募集。弾けなくても大丈夫」みたいな募集要項だったんですよね?
歌広場淳:そうです。弾けなくていいならいいじゃんと思って入ったんです。でも周囲の人全員が売れないだろうと思ってました。だって「この人たちは何をやってるの?」って感じですから。今では「この人たちはエアーバンド」という見る姿勢が整いましたけど、僕らは自分たちでエアーバンドって言ったこともないんです。「女々しくて」のMVが流行り始めた時にどう扱っていいのかわかんないメディアの方々が、新聞のラテ欄とかにエアーバンドって表記をしたんです。で、「僕らってエアーバンドなんだ」って初めて気付いたんですよね。
──(向麗衣アナ)外から言われて初めて気が付いた?
歌広場淳:そうなんですよ。僕ら、楽器を弾いているような気持ちでしたから。でもそれからは「エアーバンドって言ったらみんな喜んでくれる」って思いました。振り付けも「窓吹きダンス」って言われていたことがあったけど、それも周りが言っていただけで。
──(向麗衣アナ)振り付けも面白くて楽しいですよね。
歌広場淳:ヴィジュアル系ってわりかし振り付けの文化があるんですけど、確かにロックバンドにはないですよね。ヴィジュアル系って、ヴィジュアル系っぽかったらなんでもオッケーなんですよ。メイクとか格好がヴィジュアル系っぽければ例え演歌だったとしてもヴィジュアル系って言えるんです。ヴィジュアル系と言える最低条件をクリアしているから、そこに一体感が生まれて楽しいよねっていう「振り付け」をやっているということで。
──(向麗衣アナ)振り付けはどこから着想を?
歌広場淳:ああいう振り付けをやっているヴィジュアル系バンドってたくさんいて、丸パクリですよ。途中の振り付けもモーニング娘。さんの「恋愛レボリューション21」の丸パクですから。なんていうのか…これもその、こだわりがないんですよ、悪い意味で。
──(向麗衣アナ)そうなんですね(笑)。
歌広場淳:メンバー全員振り付けはバラバラ、全然揃ってないですし。でも、振り付けってね、揃ってなきゃいけないわけでもない。ライブは楽しむことが1番で、ライブの目的はみんなで楽しむことですから、みんなで楽しめれば別になんでもいいと思うんです。
──(向麗衣アナ)8月8日(土)の<LuckyFes’26>が楽しみになってきました。
歌広場淳:はい。もうめちゃくちゃ楽しみにしてるので、ほんとに頑張りたいですね。LuckyFesってめちゃくちゃ熱いですよね。気候的にもファンの皆さんのマインド的にも。LuckyFesって割と新しいフェスだと思うんですけれど、それでいてあんなに大きな会場で規模も大きくて、すでにファンの方にはLuckyFes魂みたいなのがあるんだと思うんですよね、「この何日間めちゃくちゃやったぞ」みたいな。
──(向麗衣アナ)ホントに楽しいですからね。
歌広場淳:無理なく最後まで楽しんでいただければと思うんですけど、ちょっと無理しちゃいたくなるようなラインナップなのがいいですよね。これ、まずいですね(笑)。ゴールデンボンバーもやっぱり「女々しくて」は100%演るんで、激しく一緒に踊りましょうってなりますけど、その後のラインアップも凄いんで、休みどころがない(笑)。

──(向麗衣アナ)歌広場さん的に気になるアーティストは?
歌広場淳:8月8日は氣志團さん。氣志團万博では主催としての顔だと思うんですけど、LuckyFesではそこから解き放たれて自由な姿が見れると思うんですよね。そういうのがやっぱりフェスの醍醐味だと思うんで。MUCCさんもヴィジュアル系の大御所というか大先輩ですから観れたら嬉しいし、その間に相川七瀬さんもいらっしゃるし。8月8日は大移動が起こりそうです。
──(向麗衣アナ)それこそ暑さ対策も万全にしていかないと。
歌広場淳:これは本当に課題ですね。ホスピタリティの部分ではLuckyFesってすごいと思うんですけれど、1番の暑さ対策は裸になることですかね。ゴールデンボンバーの場合は樽美酒研二がお尻を出してますけど、可能な限りですね、ガンガン脱いじゃっていただくといいんじゃないかなと。そのボーダーラインはどのあたりなのかはわかんないですけど、ガンガン脱いでいただけるといいんじゃないかなと(笑)。
──(向麗衣アナ)(笑)。
歌広場淳:フェスに来て、例えば「日焼けすること」って僕はいいことだと思っちゃうんです。体調管理をして具合が悪くさえならなければ、「ちょっと無理する」っていうのは夏の思い出としてわりかしおすすめしたいんですよね。もちろん休むのも必要ですけど、観たいっていう気持ちに嘘はないと思うんで、可能な限りガンガンライブを観ていただきたいなと思いますね。
──(向麗衣アナ)ゴールデンボンバーのライブの楽しみ方にルールはありますか?
歌広場淳:ライブの度に言っていることのひとつに「棒立ち大歓迎」ってのがあります。初めて観る方って「どうしたらいいんだろう」って当たり前で、フェスっていうのは初めてのアーティストをたくさん観れる素晴らしい機会ですから、偶然観るも目指してくるも、自由に楽しんでいただきたいですね。振り付けもありますけど、してもしなくてもいいですし、座って観ててもいいですし、こうでなくてはいけないということはなくて、ただその場にいてくれるだけで、僕たちからしたら本当にありがたいなと思います。
──(向麗衣アナ)ステキです。
歌広場淳:ゴールデンボンバーに期待を寄せていただいてる方がたくさんいらっしゃると思うんですけど、ハードルを低くして「どうせどうせ大したことないだろう」ぐらいに見てもらうと、楽しめると思います。「こんな感じなの?」ってびっくりさせるようなことを頑張りますので、ぜひ過剰に期待しないようによろしくお願いいたします。
編集◎烏丸哲也(BARKS)
2026年7月20日(月・祝)放送:ゴールデンボンバー(歌広場淳)








