ユーライア・ヒープのオリジナル・メンバー、ケン・ヘンズレーが死去

ゴッズやユーライア・ヒープの主要メンバーの1人だったキーボード奏者/マルチ・プレイヤーのケン・ヘンズレーが、11月4日、居住地のスペインで亡くなった。75歳だった。
彼の兄弟は5日、「水曜日の夜、安らかに息を引き取りました」とFacebookを通じ訃報を伝えた。「僕らとの最後の数分間、彼の美しい妻モニカがケンに寄り添い、彼の心を和らげました。僕らはみんな、この痛ましい出来事、予期せぬ喪失に打ちのめされており、どうか、それに対処する時間と場所を僕らにお与えください。ケンはスペインで家族葬にて火葬される予定ですので、葬儀に関しそれ以上の情報を求めるのはご遠慮ください。ケンはこの世を去りましたが、彼が忘れられることはなく、この先ずっと私たちの心の中におります」
5th November 2020: I received devastating news this morning from Ken’s manager Steve Weltman that Ken Hensley has passed away.
My sincere condolences go to his family and wife Monica and may he rest in peace.
Mick
URIAH HEEP pic.twitter.com/JGtO2AHEgw— Uriah Heep (@uriah_heep) November 5, 2020
ロンドンで生まれたヘンズレーは、10代初めでギターを習い、1965年にミック・テイラーらとゴッズを結成。1968年にデビュー・アルバム『Genesis』を発表した。ユーライア・ヒープには1969~1980年まで在籍し、ファースト『…Very ‘Eavy …Very ‘Umble』(1970年)から13枚目の『Conquest』(1980年)まで、卓越したキーボード奏者というだけでなく、メイン・ソングライターとして活躍した。
ユーライア・ヒープ脱退後もジョン・ウェットン、ジョン・ロートンらとコラボするなど精力的に音楽活動を続け、数多くのアルバムを発表してきた。
今年9月にはゴッズとユーライア・ヒープでヘンズレーと活動を共にしたドラマーのリー・カースレイクが亡くなったばかりだった。
Ako Suzuki







