カサビアン、シンガーのトム・ミーガンが脱退

カサビアンは7月6日(月曜日)、ヴォーカリストのトム・ミーガンが脱退したことを発表した。
バンドは、「トム・ミーガンは、お互い同意のもとカサビアンを脱退する。トムはかなり長い間、個人的な問題に悩み、それが彼の行動に影響を及ぼすようになっていた。彼は現在、自分の人生を再び軌道に戻すことにエネルギーをつぎ込みたいと考えている。俺らからこれ以上のコメントはない」と、Twitterを通じファンにとってショックなニュースを伝えた。
一方、ミーガンは個人名義のアカウントで、「今日の発表を受け、俺は元気にやってることをみんなに伝えたい。俺はいま、本当にいい状態にある。君らからの愛と支援に感謝する。またすぐに会えるよ」とツイートしている。
Tom Meighan is stepping down from Kasabian by mutual consent. Tom has struggled with personal issues that have affected his behaviour for quite some time and now wants to concentrate all his energies on getting his life back on track. We will not be commenting further.
— KasabianHQ (@KasabianHQ) July 6, 2020
Following today’s announcement I just wanted to let you all know that I am doing well. I’m in a really good place now. Thanks for all your love and support. I’ll be seeing you all very soon. TM x #TomMeighan #Kasabian
— Tom Meighan (@MeighanOfficial) July 6, 2020
カサビアンは1997年にミーガン、セルジオ・ピッツォーノ(G)、クリストファー・カルロフ(G/2006年に脱退)、クリス・エドワーズ(B)により結成され、2004年にファースト・アルバム『Kasabian』を発表(全英チャート4位)。「Club Foot」「L.S.F.」「Cutt Off」と立て続けにヒットを飛ばし、セカンド『Empire』(2006年)以降のスタジオ・アルバム5枚全てが全英1位を獲得した。
キャリアが順調な一方、ミーガンは2017年、前年に子供の母親でもある長年のパートナーと別離した上、大切な友人を喪ったことで「俺の人生は変わった。俺はいま独りだ。自分を見失ってしまったから」と、『Q』誌のインタビューで心の内を明かしていた。
彼は4月、Twitterアカウントに加え個人名義でYouTubeチャンネルも開設しており、NHS(英国の国営医療サービス)に感謝し、アコースティック・パフォーマンスする映像を公開している。
Ako Suzuki







