自動作曲・伴奏作成の定番ソフト「Band-in-a-Box」に待望のMac版登場

2009.12.22 19:12

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イーフロンティアより、自動作曲・伴奏作成ソフト「Band-in-a-Box 17 Mac」が2010年1月29日より発売される。また、より多くのデモソングや音楽スタイルを収録した「同MegaPAK」および「同EverythingPAK」(HDD版)も同時発売となる。

Band-in-a-Boxは、自動作曲・伴奏作成の定番ソフトとして世界中で愛され続けている自動音楽生成ソフトウェア。コード進行と音楽スタイルを指定するだけで、ドラム・ベース・ギター・ストリングス・ピアノ・メロディ・ソロなど、各パートの伴奏をあっという間に作成できる。同じコード進行であっても、音楽スタイルやパターン、拍子、テンポを変更(豊富な選択肢から選ぶだけ)すれば、作曲のバリエーションは無限なのもBand-in-a-Boxのウリだ。バージョン17はこの夏にWindows版が先行して発売されたが、このたびMac版の登場となった。

最新版の特徴としてまず挙げられるのが、プロミュージシャンによる演奏が楽しめる「リアルトラック」と「リアルドラム」だ。スタジオミュージシャンの実際の演奏を録音して作成したデータをもとに、ユーザーが作成した曲に合わせて演奏してくれる機能。音色がリアルなのはもちろんのこと、コード進行も自由自在、フレーズもプロミュージシャンの生き生きとした演奏が自作曲のクオリティを格段にアップさせてくれる。MIDIトラックと併用も可能だ。演奏をレコーディングしたミュージシャンの生い立ちや代表曲も表示されるので、楽曲作りの過程はこの場にプロミュージシャンを連れてくるかのような感覚なのもおもしろい。


オーディオファイルからコード進行を自動検出する機能もWindows版と同様搭載されている。それが「オーディオコードウィザード」だ。MP3、AIFF、M4Aなどのオーディオファイルを読み込み、コード進行やテンポ、キー、チューニングの分析を自動的に行い、「Band-in-a-Box」のコードシートに書き込むことができる。また、読み込んだオーディオファイルは、「Band-in-a-Box」の小節線に合わせて再生できるので、オーディオファイルにはないパートを追加したりすることも可能だ。

このほか、まったく白紙の状態からコード、メロディ、イントロ、ソロ、曲名まで丸ごと作る「メロディスト」、曲中のソロパートを自動生成する「ソリスト」機能、メロディからコード進行を自動生成する機能なども搭載される。また、楽譜表示・印刷機能、ピアノ鍵盤やギターのフレット表示で演奏中のポジションを表示する機能なども備える。とにかく作曲したい人、楽器がうまくなりたい人、耳コピーがしたい人など、さまざまな活用法に対応できる「Band-in-a-Box」が味方になってくれるはずだ。

パッケージは全部で5種類。通常版に加え、より多くのデモソングや音楽スタイルを収録したMegaPak(DVD版)、EverythingPAK(HDD版)をラインナップ。通常版とMegaPakには作曲に役立つコードブック(「すぐ歌えるコード進行ネタ帳~選んでつなげて5万曲!」定価1,470円、リットーミュージック刊)をバンドルしたパッケージも用意される。

通常版 MegaPAK EverythingPAK
伴奏スタイル 約330種類 約2,580種類 約3,500種類
デモソング 約550曲 約3,700曲 約7,700曲
リアルドラムセット 1セット 6セット 20セット
リアルトラックセット 1セット 6セット 39セット
メロディストセット 1セット 8セット 8セット
ソリストセット 1セット 16セット 16セット
製品メディア CD-ROM DVD-ROM 2.5インチHDD (USB接続)


◆Band-in-a-Box 17 Mac
価格:13,440円
◆Band-in-a-Box 17 Macコードブック付き
価格:14,490円
◆Band-in-a-Box 17 Mac MegaPAK
価格:26,040円
◆Band-in-a-Box 17 Mac MegaPAKコードブック付き
価格:27,090円
◆Band-in-a-Box 17 Mac EverythingPAK
価格:49,800円

◆Band-in-a-Box 17 Mac 製品詳細ページ
◆イーフロンティア

◆BARKS 楽器チャンネル

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