【速レポ】<京都大作戦2026>サンボマスター、「おまえらに未来があることを俺達は証明しにきたんだ!」

2026.07.04 17:35

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ワウを踏んで、ギターをかき鳴らしながら山口隆(唄とギター)が言ったタイトルに歓声が沸いた1曲目は「青春狂騒曲」。

クリーントーンで鳴らす山口のカッティングも含め、曲調そのものはニューソウルで、サビはディスコビートになるにもかかわらず、源氏ノ舞台を埋めた観客は手を横に振りながら、ぴょんぴょん飛び跳ねているという冷静に考えれば、曲と観客の盛り上がりがそぐわない光景が目の前で繰り広げられている。しかし、サンボマスターのライブでは、それが極々当たり前のことになる。

「レゲエのリズムで踊ってくれる人?」と山口が言いながら繋げた2曲目の「ヒューマニティ!」でも、ドラムを叩きながら木内泰史(ドラムスとコーラス)が上げるハイ!ハイ!ハイ!という声に合わせ、手拍子はしても、いわゆるレゲエのリズムにふさわしい踊りを楽しむ観客はいない。

しかし、それでいいのである。なぜならサンボマスターのメンバー達も本来の曲調にふさわしい反応など求めていないからだ。彼らが求めているのは、バンドと観客全員が一つになって、特大の熱狂を作り出す、山口が言うところの全員優勝だ。

全員優勝を成し遂げ、伝説を起こすことを目標にしているサンボマスターの3人の中でも山口の観客に対する態度は、スパルタの一言に尽きる。この日も序盤から、「あれ、<京都大作戦>って盛り上がっちゃいけないみたいな、そんな空間でしたっけ? おまえ達、盛り上がりにきたんだろ!?」と1曲目から叱咤したおすのだった。

「どっちから選べ! 雨だから力の抜けた<京都大作戦>なのか、雨だからこそ全力で盛り上がる<京都大作戦>なのか、どっちか選べ! サボるんじゃねえぞ!」そして、そんな叱咤に応え、観客が全力で飛び跳ねると、山口は破顔一笑。「やっぱり京都大作戦、最高じゃねえか!」

観客達も山口の叱咤を楽しんでいるに違いないが、もちろん山口も観客を叱咤することだけに終始しているわけではない。「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」では、「戦争を止めるくらい叫べる人いますか?」と観客とともにラブ&ピースを叫び、「Future is Yours」では「ロックンロールを止めるな。止めると、死神がやってくる。ロックンロールを選ぶのか、死神を選ぶのか、おまえが決めろ。いや、おまえには決めさせない。おまえらを死神に渡してたまるか。おまえらに未来があることを俺達は証明しにきたんだ!」とポジティブなメッセージも送る。

その言葉通り「Future is Yours」から「できっこないを やらなくちゃ」と繋げ、サンボマスターのロックンロールが止まらないことを見せつけ、さらに高く観客をジャンプさせると、山口は勝利宣言。

「京都大作戦最高! 10-FEET最高! 出てくれたバンドのみなさん最高! そして君ら最高です!」

ラストナンバーはモータウンビートが跳ねるポップナンバー「花束」だ(フロアタムを使って、木内が鳴らすモータウンビートは、イギー・ポップの「Lust For Life」をちょっと連想させたりも)。曲の頭のみならず、曲間でも山口はダメ押しで観客を叱咤する。「誰が花束なのか、まだわからねえのか!? 俺達はおめえが花束だって言ってるんだよ!」

木内と近藤洋一(ベースとコーラス)が山口の歌に加えるコーラスも聴きどころ。そして「まだ、わからねえのか」と散々、観客を叱咤した山口は最後、5分半という尺に収まりきらない思いを観客に対する餞の言葉として贈ったのだった。

「誰よりもしあわせになれよ。何度も言わせるな。生まれてきてくれてありがとう。愛してる!」

文◎山口智男
写真◎Yukihide”JON…”Takimoto

セットリスト
1.青春狂騒曲
2.ヒューマニティ!
3.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
4.Future is Yours
5.できっこないを やらなくちゃ
6.花束

◾️<京都大作戦2026 ~夏フェスキックオフ!情熱のパスを繋ぎな祭~>

7⽉4⽇(土) 京都府⽴⼭城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
7⽉5⽇(日) 京都府⽴⼭城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
open9:30 / start11:00 / 終演20:00予定
※⾬天決⾏ / 荒天中⽌

▼出演者
【7⽉4⽇ 源⽒ノ舞台】
KUZIRA / くるり / サンボマスター / 10-FEET / Dragon Ash / マカロニえんぴつ / マキシマ ム ザ ホルモン / ヤバイTシャツ屋さん
【7⽉4⽇ ⽜若ノ舞台】
アルカラ / カライドスコープ / サバシスター / FOR A REASON / Paledusk / MARIO2BLOCK / May Forth
【7⽉5⽇ 源⽒ノ舞台】
coldrain / THE ORAL CIGARETTES / dustbox / w.o.d. / 10-FEET / ハルカミライ / HEY-SMITH / ROTTENGRAFFTY
【7⽉5⽇ ⽜若ノ舞台】
THE BAWDIES / ジ・エンプティ / JasonAndrew / the 奥⻭’s / HERO COMPLEX / FUJIBASE / Brown Basket
【鞍馬ノ間】※両日
<京都大作戦杯2026>EGOLA / 大阪籠球会 / SOMECITY OSAKA / TEAM ISHIKAWA / TEAM-S / TEAM TOHOKU / protein / Lock The North
<エキシビションマッチ>※大阪籠球会 vs 豪華ゲストチームによるエキシビションマッチ
・7/4(土):東山高校バスケットボール部
・7/5(日):京都ハンナリーズ
※50⾳順
※10-FEETは2⽇間とも出演
※アーティストは都合により変更になる場合がございます。その際チケット代⾦の払戻しは⾏いませんので、予めご了承下さい。

▼チケット情報
通常札:2⽇通し券 22,000円(税込) / 1⽇券 11,000円(税込)
童札(わらべふだ):2⽇通し券 11,000円(税込) / 1⽇券 5,500円(税込)
※童札は2026年7⽉時点で⼩学⽣(⽣年⽉⽇が2014年4⽉2⽇〜2020年4⽉1⽇)の⽅が申込み可能です。
※必ず⼤⼈の⽅(通常札・家族札購⼊者)と⼀緒にご来場ください。童札のみでの⼊場はできません。

▼京都⼤作戦会員「はんなり会」
はんなり会の会員コースは年額・⽉額の2種類があり、年額会員向けには京都⼤作戦2026 来場時の特典として「レプリカ万能札」の進呈や「はんなり休憩処」を利⽤することができる。2026年からは会員サイトもリニューアル。さらなる会員コンテンツや京都⼤作戦2026 来場者へのサービスは随時追加されていく予定とのこと。
会員サイト:https://hannarikai.kyoto-daisakusen.kyoto/

(問:公演)サウンドクリエーター 06-6357-4400 / https://www.sound-c.co.jp/contact/
(問:チケット)ローソンチケットFAQ https://l-tike.com/mik2026faq/