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──まずはバンド結成のいきさつから。
ルーク・ポタシュニック(G):ニック(・アトキンス、Vo)と僕がまず出会うところからはじまるんだ。音楽の趣味が彼とはすごく合ったものでね。
デイヴ・ニール(Dr):そして、そこにベン(・スミス、B)と僕が入ったんだ。
──キミたちの音楽は、今の若い世代が聴くというより、どちらかと言うと、キミたちのお父さんが聴いてきたタイプの音楽だよね。それはやっぱり、お父さんの影響なの?
ルーク:うん。まさにそうだね。父親とか、親戚とか、そういう人の影響が強いよね。

デイヴ:僕も小さい頃から、レッド・ツェッペリンのレコードを聴いて育つような環境があったからね。
──そういう音楽を子供の時に聴いていて、友達と話は合わなかったんじゃないの?
ルーク:その通りだね(笑)。たしかに僕が子供の頃、周りが聴いてた音楽と言えばマイケル・ジャクソンとか、ポップなアイドルとか、そういうものばかりだったからね。でも、そんな中で僕は自分の聴いていたものに優越感を覚えてた(笑)。自分の好きな、ちょっと大人な音楽を友達に聞かせるのが、楽しみでもあったんだよね。
──で、どういうアーティストがキミたちのヒーローなの?
ルーク:エリック・クラプトン、特にクリームの時の。あと、フリーのポール・コゾフ。
──へぇ~、クラプトンはともかく、ポール・コゾフを!
ルーク:だって、好きなんだもん(笑)。やっぱりね、好きなんだよね。ブルース・ロックが。僕が幼い頃に、父親が僕をエリック・クラプトンのコンサートに連れて行ったんだ。あの伝説のロイヤル・アルバート・ホールにね(ロックの名ライヴ盤を生み出した名門ホール。若き日のクラプトンの名ライヴ盤も、ここで生まれている)。これがもう感動的だったんだ。僕は小さかったし、クラプトンもクリームの頃からするともうずい分歳は取っていたんだけど、とにかく衝撃的だったね。
──クラプトンと言えば、クリームの再結成ライヴをやるよね。あれは行くの?
ルーク:(うれしそうに)へへ、チケット、取っちゃったんだよね(笑)。もう、あらゆる手段を使いまくって、マネージャーに取ってもらったんだ。もう、楽しみだよ!
──あのチケット、すごく高いんだよね。
ルーク:そうだね。100ポンド(約2万円)から150ポンド(約3万円)くらいが正規の値段で、それでもチケットが売れてるから、裏では500ポンド(約10万円)くらいという話だよ。
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