ブルース・スプリングスティーン、母アデルさんが98歳で死去

ブルース・スプリングスティーンの母アデルさんが1月31日に永眠した。98歳だったという。
スプリングスティーンは、アデルさんとダンスする動画をSNSに投稿し、「アデル・スプリングスティーン – 1925年5月4日- 2024年1月31日」と訃報を伝えた。
「時計のアラームが鳴り、僕はベッドの中で、あなたが仕事に行く準備をしているのを聞いていた朝を思い出す。シンクの上のあなたのメイキャップケースの音。オフィスで働く女性たちは口紅と香水をつけ、スカートをなびかせていて、仕事帰りのあなたはいつだって、誇らしく幸せそうに見えた」と思い出を綴り、この先、週末の電話や母の日にカードを贈ることがなくなるのは寂しいが、再会したときには小さなロックンロール・バーで踊ろうと、この世での別れを告げている。
スプリングスティーンは常々、彼が音楽好きになったのは母の影響だと語り、アデルさんに対する愛とリスペクトを口にしてきた。
スプリングスティーンは2月2日、2024年度のミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤーに選出されたジョン・ボン・ジョヴィを称え開かれる式典でパフォーマンスする予定。
Ako Suzuki