【速レポ】<中津川 WILD WOOD 2026>板歯目、DAY2オープニングアクト「出られて嬉しいです。頑張ってライブします」

2026.09.20 13:42

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音のデカさはやる気と正比例、ディストーションのかかり方は気持ちの高ぶりを表す、というわけでもないだろうが、過ごしやすい気温で迎えた<中津川 WILD WOOD 2006>2日目、Wonderwallステージで最初の一音を鳴らした東京発2ピースロックバンド・板歯目からはそんなことが伝わってきた。

オーディションでライブが評価され審査員特別賞を獲得、このオープニングアクトの権利を勝ち取ったバンドだ。どんなパフォーマンスなのか、と心待ちにしているところ、千乂詞音(Vo, G)、庵原大和(Dr)、そしてサポートベーシストが定位置につくと、挨拶なんて無用とばかりにいきなり「黄色い」で轟音のアンサンブルを投下。冒頭にも触れたが、まあ音がデカい。自分たちの信じる音をとにかくぶっ放す。そこに時にがなるようなニュアンスも見せながら千乂が野太い歌声を響かせ、湧き上がる感情の爆発をそのまま表現していく。

そのまま続けた「心底心中したい」では中盤以降の流れが秀逸。中盤以降の流れが秀逸。庵原の激しく覚醒したドラミングを見せれば、千乂もサポートベーシストもそこに連動しカオティックな絡みを展開し、少しマイクから離れて生声気味に歌う千乂もとても魅力的だった。

そんな音が広く届いたのであろう。開場直後というところでまだまだ余裕があるWonderwallだったが、いい広がりを持つメロディーも印象的で、“Don’t think, Feel”な精神性も感じる「FREEMAN」をプレイするころには吸い寄せられた観客によってどんどんスペースが埋まっていき、拳が上がっていく様もまた良かった。

演奏中とはギャップがありすぎる、ちょっとへにょへにょした千乂の「出られて嬉しいです。受かりました、オーディション。頑張ってライブします」というMCを経た後半も攻めなスタイルは崩さず、曲を矢継ぎ早に連投。

庵原が全身を振り乱して叩き、立ち上がった姿が焼き付いた「スランプメーカー」あえて平坦に歌うことによっていい引っ掛かりがあり、ヒートアップするサビとのコントラストが良かった「沈む!」と続け、ラストナンバーは「オルゴール」。細かいキメの入れ方、テンポの操り方、前のめりになってからの音の調和、《いけ》と力強く歌う千乂、一心不乱なプレイの中で叫びまくる庵原。曲が終わろうとするところから拍手が鳴り止まない。鮮烈すぎるインパクトを残したと言っていいだろう。

取材・文◎ヤコウリュウジ
撮影◎木下マリ

■セットリスト 【Wonderwall】
1.心底心中したい
2.FREEMAN
3.ちっちゃいカマキリ
4.スランプメーカー
5.沈む!
6.オルゴール

◆【特集】<中津川 WILD WOOD>クイックレポート

 

■<中津川 WILD WOOD 2026>
9月19日(土) 岐阜県中津川公園内特設ステージ
9月20日(日) 岐阜県中津川公園内特設ステージ
〒509-9132 岐阜県中津川市茄子川1683-797
open10:00 / start11:00 / 21:00終演予定
▼出演アーティスト ※A-Z順
【9/19(土)】
10-FEET / dustbox / GLIM SPANKY / Hump Back / JUN SKY WALKER(S) / 神はサイコロを振らない / KREVA / 黒夢 / Lucky Kilimanjaro / Omoinotake / Original Love & CADEJO / Penthouse / 礼賛 / レトロリロン / スガ シカオ / 水曜日のカンパネラ / 東京スカパラダイスオーケストラ / ユニコーン / 水平線(Opening Act)
【9/20(日)】
浅井健⼀ / THE BAWDIES / THE CHERRY COKE$ / FLYING KIDS / HEY-SMITH / 黒木渚 / moon drop / ねぐせ。 / 日食なつこ / Nothing’s Carved In Stone / OKAMOTO’S / サバシスター / 聖飢魔II /ストレイテナー / 竹内アンナ / 土岐麻子×和田唱×川口大輔 / w.o.d. / ヤバイTシャツ屋さん / ヤングスキニー / 板歯目(Opening Act)