【速レポ】<中津川 WILD WOOD 2026>Penthouse、「最高の夏の締めくくりになるように」

夕暮れ時のParklifeでは、子どもが遊具で遊ぶ一方、腰を下ろしてゆったり開演を待っている人も、スタンディングでアクティブにライブを楽しむつもりの人もいる。自由な空気が広がるこのステージには、この夏、フェスに積極的に出演してきたPenthouseが登場。オープニングの「Welcome to the Penthouse」から、浪岡真太郎(Vo, G)と大島真帆(Vo)のツインボーカル、そして洒脱なグルーヴでオーディエンスを一気に引き込んでいく。観客とコール&レスポンスも交わし、一体感を高めながらライブをスタートさせた。

続けて届けられたのは、ロマンティックなミドルナンバー「…恋に落ちたら」。時間帯に合わせてセットリストを組んできたのだろうか。夕風に頬を撫でられながら聴くこの曲は、シチュエーションと見事に調和する至福の時間として、観客の記憶にも身体にも刻まれたに違いない。「今日みんなとここで出会えた幸せを最高の思い出にしたいので、ぜひみんなの声を聞かせてください!」(大島)と呼びかけながら、観客とともにライブを作っていくPenthouse。3曲目の「一難」は、浪岡と大島のボーカルが高いテンションで拮抗する冒頭の時点で格別だったが、見せ場はその後も途切れない。ラテンのリズムの隙間に輝くキーボードのフレーズ、顔を見合わせてユニゾンする大島と大原拓真(B)、浪岡と大島のエネルギッシュなロングトーンと、熱い場面が次々に訪れた。

「<WILD WOOD>は去年に引き続き、連続で出させてもらってます。戻ってこられて嬉しいです」(浪岡)というMCを経て、「最高の夏の締めくくりになるように」(大島)という言葉とともに披露したのは「恋する神様」。今年7月のリリース以降、フェスで鳴らし続けたこの曲は、リズミカルなギターも、スラップベースも、鍵盤による副旋律も、全てのピースが綺麗に噛み合い、積み重ねてきたステージの集大成にふさわしい仕上がりだった。


矢野慎太郎(G)と浪岡がギターソロでフィールドを沸かせた「Taxi to the Moon」、この上なくソウルフル&ドラマティックな「Minute by Minute」を終えたところで、大島が「みんなの熱気がこっちまで伝わってきて、ステージ上もめっちゃ熱いです!」と伝えれば、浪岡も「(Penthouseの今年の)夏フェスはこれで最後。WILD WOODが最後でよかったですね。楽しい」と続く。Penthouseの演奏が観客の熱気を引き出し、その高揚がまた演奏を熱くさせる。そんな気持ちのよい循環がParklifeには生まれていた。


「また来年、来られたらいいなと思ってます!」(大島)と語った彼らは、感謝を込めた贈り物として、3日前にリリースしたばかりの新曲「道化師」をここ<中津川 WILD WOOD 2026>で初披露した。そんな特別な場面のあと、「<WILD WOOD>、行けますか!? 本当に行けますか!? 最後までついてこい!」(浪岡)と、「一二三」で迎えた大団円。華やかなサウンドが広がるなか、燃え残り一切なしとばかりに声を張る浪岡と大島のスキャットが、聴く者の胸を真正面から撃ち抜く。ステージへ降り注いだ歓声が、観客の興奮の大きさを物語っていた。

取材・文◎蜂須賀ちなみ
撮影◎ハタサトシ
■セットリスト 【Parklife】
1….恋に落ちたら
2.Welcome to the Penthouse
3.一難
4.恋する神様
5.Taxi to the Moon
6.Minute by Minute
7.道化師
8.⻘く在れ
9.我愛你
10.一ニ三
■<中津川 WILD WOOD 2026>
9月19日(土) 岐阜県中津川公園内特設ステージ
9月20日(日) 岐阜県中津川公園内特設ステージ
〒509-9132 岐阜県中津川市茄子川1683-797
open10:00 / start11:00 / 21:00終演予定
▼出演アーティスト ※A-Z順
【9/19(土)】
10-FEET / dustbox / GLIM SPANKY / Hump Back / JUN SKY WALKER(S) / 神はサイコロを振らない / KREVA / 黒夢 / Lucky Kilimanjaro / Omoinotake / Original Love & CADEJO / Penthouse / 礼賛 / レトロリロン / スガ シカオ / 水曜日のカンパネラ / 東京スカパラダイスオーケストラ / ユニコーン / 水平線(Opening Act)
【9/20(日)】
浅井健⼀ / THE BAWDIES / THE CHERRY COKE$ / FLYING KIDS / HEY-SMITH / 黒木渚 / moon drop / ねぐせ。 / 日食なつこ / Nothing’s Carved In Stone / OKAMOTO’S / サバシスター / 聖飢魔II /ストレイテナー / 竹内アンナ / 土岐麻子×和田唱×川口大輔 / w.o.d. / ヤバイTシャツ屋さん / ヤングスキニー / 板歯目(Opening Act)







