【速レポ】<LuckyFes’26>Fear, and Loathing in Las Vegas、クロスオーバーなフェスで本領発揮「楽しんだもん勝ちやぞ!」

2026.08.11 03:10

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<LuckyFes’26>3日目の夕方前、“まだまだいくぞ”と活を入れるように登場したのは<LuckyFes>初出演となったFear, and Loathing in Las Vegas (以下、ラスベガス)だ。

エモ、メタル、ハードコア、EDM、ヒップホップといったサウンドを独自のバランスで昇華し、エクストリームなシーンでの活動が目立つが、地元・神戸で主催している<MEGAVEGAS>ではRAISE A SUILENやiLiFE!等も招いていたり、Tetsuya(B)がホロライブの“ノンストップ・ストーリー”オフィシャルフルグラフィックTシャツを身にまとっていたことからもわかるように、固定概念にとらわれることなくすべてを喰らい尽くすのはラスベガスの真骨頂。この様々なカルチャーが交差する<LuckyFes>のような舞台は大好物だ。

気合い十分の彼らは勢いよくステージに飛び出し、挨拶代りには強烈すぎる「Return to Zero」からエンジン全開。伸びやかな歌声を響かせるSo (Vo)、大地を揺るがすシャウトを轟かせるMinami (Vo, Key)。Taiki(G)とTetsuyaはポジションチェンジしながら弾き倒し、そんな躍動するメンバーをさらに煽るような力強いリズムをTomonoriが叩き出す。いつでもどこでも本気な姿を見せつけてくれるのだから、間奏のパラパラダンスも大盛況。みんなで思いっきり踊りまくる光景が圧巻だ。

追撃するように繰り出したのは「Rave-up Tonight」。Soのハイトーンボイスに雰囲気のあるTetsuyaの歌声がマッチするなど導入からグッと惹きつけるナンバーだが、それだけじゃ終わらない。MinamiもSoもステージを降りて客席へ乗り込み、物理的にも距離を縮めてアジテートしまくっていく。ラスベガスを知ってるとか知らないとか、そんなことは関係ない。とにかく、ここに集まってくれた全員をぶちアゲたい。そんな真っ直ぐな心意気が通じないはずがない。Minamiによる北斗百裂拳ばりのシャウト連打を正面から食らい、歓喜の声を上げながら飛び跳ねるフレンズ(<LuckyFes>の観客)の姿も何だか嬉しい。

MCでは、初めてラスベガスを観るフレンズもたくさんいることを受けて、「ちょっとだけうるさめな音楽なんですが、全然怖くないんで(笑)。みんなも一緒にニコニコで楽しんでくれたら嬉しいなと思います」とSoが呼びかけて、さらにステージと客席の距離を縮めた。

そして、Minamiによる厳かなキーボードの調べから爆発的に覚醒する「Until You Die Out」へ。“とにかく己の道を進め”というラスベガス流の生き様を体現したリリックが頼もしい1曲だ。ラスベガスの音楽は初見のフレンズにとってはあまり馴染みがないかもしれないが、即効性のあるフックが多数散りばめられていることもあり、客席の興奮状態に思わずTetsuyaが笑みをこぼすほど盛り上がりは常に右肩上がり。

「Let Me Hear」ではイントロが始まると同時に大きなクラップも起こり、スケール感あるメロディーで会場を揺さぶっていく。まだまだ高みへとMinamiとTaikiが野太い声で導いた「Party Boys」の勢いも抜群だ。両手を左右に突き上げるお馴染みのダンスで会場が埋め尽くされ、笑っちゃうぐらい痛快な光景だけがここにある。

ラストスパートは想像を超えるのが当然と言わんばかりに、まずは「Virtue and Vice」。フレンズも両手を頭上に伸ばし、手のひらを合わせた“たけのこポーズ”を左右に振る“たけのこニョッキ”で共に絶頂へ向かっていく。トリッキーなダンスだが、とにかく楽しさが込み上げるうえ、それを本気でパフォーマンスするラスベガスも美しくカッコいい。

ラストナンバーはSoが「楽しんだもん勝ちやぞ!」と号令をかけて「Love at First Sight」を投下。ラスベガスが持つポップネスが弾ける曲であり、解放を促す名曲だ。“伝えるからには自分から”と言わんばかりに、ギリギリまで声を張り上げるSo、振り絞って暴れまくるMinami、Tetsuyaは足を蹴り上げ、Taikiは体を仰け反らせて弾きまくる。それらを支えるTomonoriもヘヴィさを保持して最後の最後まで乱れない。誰しもが前のめりになってしまう流石のパフォーマンスだった。

文◎ヤコウリュウジ
写真◎今元秀明

◾️セットリスト
1.Return to Zero
2.Rave-up Tonight
3.Until You Die Out
4.Let Me Hear
5.Party Boys
6.Virtue and Vice
7.Love at First Sight

◼︎「ABEMA」では、LuckyFesの熱狂ライブステージを、4日間にわたり無料・独占生中継!
見逃し配信は9月7日(月)23:59までお楽しみいただけます。
https://abema.tv/video/title/556-6
※一部アーティストは視聴対象外です