【俺の楽器・私の愛機】2039「色を取り戻した火の鳥」

【Gibson Firebird V 2010】(千葉県 アズミ 30歳)

初めまして。
十数年前、大学に入学するにあたって本格的にギターを弾いてみたいと思い購入したのがGibon Firebirdでした。
本当はレスポールを欲しかったのが、Standard辺りのレギュラーラインは予算にハマらない。かと言ってStudioを買うのも何だか妥協したような気がして嫌だ……とウダウダ考えながら楽器屋に入ったら、これがありました。興味本位で店員さんに相談してみたら
「まぁ、下手に下位モデルを買って後悔するなら最初から何も関係無いモデルを買うってのも一つの道ですよね」と言われ、何故か「そうかぁ」と納得してしまい、購入。
いざ使い始めてみたら、どのギグバッグにも収まらない、ミニハムが中途半端で使う機会を選ぶ、ヘッド落ちも著しい……色々と難儀しましたが、それ以上に、レトロフューチャーな流線形のフォルム、木目が深く映えるブラウンバーストがとにかくカッコいい。知名度の割に滅多に人と被らないのも良い。
あまり丁寧な扱いをしてしなかったもので、ボディは傷だらけ、背面はバックルでラッカーが剥げて木目が見えていますが、それも勲章と思って目をつぶっています。
自身の結婚式にも持って行き、ウェルカムスペースに飾りました。飾るだけで余興で弾くことは無く、参列した人間達から「いや、弾けよ」と口々に言われましたが……。
ついこの前楽器屋に持ち込んで全面的にメンテナンスをしてもらいましたが、同じタイミングでピックガードの擦り減った鳥のトレードマークを復活させました。
ネイルを趣味にしている妻に頼んで、まずオリジナルに近しい色を調合してもらう。縁に沿って色を流し込んで、レジンで固めて完成。
火の鳥復活。次に塗り直すのは何年後なのか楽しみです。




◆ ◆ ◆
いやあ、ファイヤーバードはカッコいいよなあ。めちゃめちゃかっこいいよなあ。アメリカ建国200周年を記念して製造されたC.F.マーティンD-76もそうだけど、アメリカの国鳥であるハクトウワシを思わせる火の鳥がカッコいい。ファイヤーバード/サンダーバードのピックガードの模様がすぐに消えてしまうのはテンプレですけど、ここを美しく生き返らせるという発想がステキすぎた。奥方グッジョブ。アズミさんご指摘のように、ヘッド落ちがひどいとかケースに難儀するとか、そもそも音も微妙とかいろんな問題点を抱えながらも、今もなお消えることなく存在感を放っているのは、デメリットを毛散らかして余りあるカッコよさを放つから。彈かなくたってそこにいるだけで良し…それが許されるファイヤーバード先輩です。(BARKS 烏丸哲也)
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「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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