ニュース・最新情報
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セパルトゥラのデリック・グリーン、エロイ・カサグランデの突然の脱退「本当にショックだった」
Foto: Stefan Brendingセパルトゥラのヴォーカリスト、デリック・グリーンが、フェアウェル・ツアーを始める数週間前に、ドラマーのエロイ・グランデが脱退すると知ったときの心境について語った。
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セパルトゥラ、結成40周年を祝うフェアウェル・ツアーの開催を告知
1984年にマックス&イゴール・カヴァレラ兄弟を中心にブラジルで結成され、ラインナップを変えつつ活動を続けてきたセパルトゥラが、2024年から2025年にかけ、40年間のキャリアを祝うと同時に最後となるツアー<Celebrating Life Through Death>を開催することを発表した。
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Jackson、Sepultura アンドレアス・キッサーのシグネイチャーソロイストを発売
Jacksonから、伝説的なJackson Soloist シェイプを大胆にアレンジしたアンドレアス・キッサー初となるJacksonシグネイチャーギター『Pro Series Signature Andreas Kisser Soloist』を発売した。
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テイラー・ホーキンスの息子、ドラマー・アワードを受賞
昨年、父テイラー・ホーキンスの追悼公演でフー・ファイターズと共にドラムをパフォーマンスしたホーキンスの息子シェーン君(17歳)が、ドラマーの功績を称える<Drumeo Awards>でパフォーマンス・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
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セパルトゥラ、フィル・アンセルモやスコット・イアンと共演
日曜日(12月18日)、故郷ブラジルで開催された<Knotfest Brasil>に出演したセパルトゥラが、アンスラックスのスコット・イアン、トリヴィアムのマシュー・キイチ・ヒーフィー、パンテラのフィル・アンセルモと共演した。
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【インタビュー】セパルトゥラ「メタル・コミュニティは常に強力であり続けてきた」
約17年ぶりとなったセパルトゥラの来日公演は、異様なほどの熱気と昂揚感をともなうものとなった。
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【ライブレポート】セパルトゥラ、メタル・ミュージックによる人間讃歌
5月23日(水)、渋谷duo Music Exchangeにてセパルトゥラの来日公演が行われた。
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セパルトゥラ、17年ぶりの日本公演ビハインド・ザ・シーン公開
先月末、17年ぶりの日本公演を開催したセパルトゥラが、水曜日(6月5日)、早くもそのビハインド・ザ・シーンを公開した。
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セパルトゥラ、17年ぶりの来日決定
17年ぶりとなるセパルトゥラの来日公演が5月23日(水)に行なわれることが決まり、あわせてワードレコーズ・ダイレクトにてチケットの最速先行抽選受付がスタートとなった。
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【インタビュー】セパルトゥラ「いつでも新しいセパルトゥラを作り続けている」
セパルトゥラの14枚目となるスタジオ・アルバム『マシーン・メサイア』が2017年1月13日にリリースとなる。
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セパルトゥラ、なんとボートラに「ウルトラセブンの歌」
ブラジル・メタルシーンの英雄、セパルトゥラが通算14作目のスタジオ・アルバム『マシーン・メサイア』を来年1月13日に発売する。
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セパルトゥラのA・キッサー、リオ・パラリンピック閉会式でパフォーマンス
ブラジルのヘヴィ・メタル・バンド、セパルトゥラのギタリスト、アンドレアス・キッサーが、日曜日(9月18日)リオデジャネイロで開かれたパラリンピックの閉会式に出演した。
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HR/HMのアイテムがずらり、極悪浄土のウェブショップ・オープン
世界のアーティストオフィシャルグッズを取り扱うPGS音楽市場が、ハードロック/ヘヴィメタル商品のウェブ専門店を立ち上げた。
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カヴァレラ・コンスピラシー、セカンド・アルバム発売を正式アナウンス
マックス、イゴールのカヴァレラ兄弟によるプロジェクト、カヴァレラ・コンスピラシーが、まさかのセカンド・アルバムの発売を正式アナウンスした。
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マックス・カヴァレラ、1stアルバム『ソウルフライ』について語る
今までの作品の中でも最もアグレッシヴで獰猛な作品『Omen』を2010年5月にリリースしたソウルフライだが、マックス・カヴァレラがファースト・アルバム『ソウルフライ』について、当時の事を振り返り語ってくれた。
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究極のインダストリアル・メタル・コラボレーション・プロジェクト始動
DopeのドラマーAngel(aka Andrew Bartolotta)が中心となり始動させた究極のインダストリアル・メタル・コラボレーション・プロジェクト、TEAM CYBERGEISTのアルバム『How To Destroy Something Beautiful』がリリースとなった。
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DIR EN GREY、1年ぶりの全米ツアーに各地が激震。初の南米公演も大成功
去る11月2日、テキサス州ヒューストンでの公演を皮切りに<TOUR09 ALL VISIBLE THINGS>と銘打たれた全米ヘッドライン・ツアーを開始しているDIR EN GREY。
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増田勇一の『今月のヘヴィロテ(1月篇)』
2月もすでに後半に突入しているというのに、『1月のヘヴィロテ』をアップしていなかったことに今さら気がついた。
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セパルトゥラの新作、作詞はあなた
ブラジルが生んだスラッシュメタル・バンド:セパルトゥラが、MySpaceにてニュー・アルバムに収録される新曲に載るフレーズを募集している。
プロフィール・バイオグラフィ・リンク
サンパウロ出身の4人組が放った初期の作品は、狂暴かつパワフルな暴走であり、ハードコアな乱痴気騒ぎから重々しいグラインド、時にほとばしる奔放なアコースティックセンスまで様々だ。そこに明らかに示されていたミュージシャンシップが、同時に彼らにふさわしい運命的な存在意義であると言える。
だが彼らには、より成熟したバンドの備えている鋼の意志による制御力と、音楽に向かっていく上での具体的かつ確固たる姿勢が欠けていた。その黙示録的サウンドに符合するように、彼らの歌詞は憎しみを喚起させるような内容で、そのくせどれもありふれた、抑圧、弾圧、孤立といったオーウェル主義的悪夢の焼き直しなのだった。こうしたイメージは、その後数年はほとんど変わることはなかったが、音楽的には大いに発展を遂げた。
''91年の『Arise』をリリースする頃になると、彼らはバンドとしても安定し、ひとつひとつの曲にそれぞれ際立ったカラーをもたせることに全力を注ぐだけの余裕が持てるようになった。攻撃的なリズムは相変わらず強烈だが、曲の意図に添う形に程よい抑制が利いており、単に速さのための速さの追求には終わらなくなったのである。
また同様に、Max Cavaleraの荒々しいヴォーカルは、自意識過剰気味の呟きや、こそこそしたところが少なくなった。アルバム『Chaos A.D.』で特筆すべきは、彼らの歌詞が、それまで大部分を支配していた黙示録的な苦悩から、もっと具体的な題材、例えば環境問題や人権といったトピックに移行した点であり、次のアルバムでは、彼らは間違いなく、そのすべてを深くダークな精神性で合成していくのだろうという見方がもっぱらだった。
満を持してリリースされた『Roots』は、ハイオクタンのメタルと、彼らの母国固有のブラジリアンミュージックとの、何とも魅力的な融合だった。アルバムには部族式のチャントや、何層にも重ねたパーカッションを採り入れた曲が、いくつも入っている。2つの音楽はどこにも境界線を感じさせないほど見事に組み合わさり、メタルの本質的な魅力を讃えると同時に、伝統音楽の持つ力をも際立たせる結果となった。
だがメタルの世界にそれまでなかった画期的なサブジャンルを切り拓いたと思われた矢先、バンドはマネージメントに関する醜い係争が原因で解体してしまう。しかしその後、何とか和解にこぎつけた彼らは、''98年に再結成を果たし、ヴォーカリストのCavaleraを除いたメンバーでアルバム『Against』をリリース、Sepulturaのファンをひとまず安心させた。
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