セパルトゥラのデリック・グリーン、エロイ・カサグランデの突然の脱退「本当にショックだった」

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Foto: Stefan Brending

セパルトゥラのヴォーカリスト、デリック・グリーンが、フェアウェル・ツアーを始める数週間前に、ドラマーのエロイ・グランデが脱退すると知ったときの心境について語った。ツアーのリハーサルを行う直前だっただけでなく、約13年間一緒にプレイしてきた仲間だっただけに、突然の告知に頭も心も追いつかなかったそうだ。

『Blabbermouth.net』によると、グリーンは『One Life One Chance With Goby Morse』ポッドキャストの新インタビューで、こう語ったという。「俺ら、すでにフェアウェル・ツアーの開催を発表していた。(2023年)12月に発表したんだ。それで、2月だったと思う。アンドレアス(・キッサー/G)から電話があり、“リハーサルの準備ができた。みんな、OKだ。君がブラジルに着いたら、数日、リハーサルやって、ツアーを始めよう”って言われた」「そしたら、俺がリハーサルのために飛び立つ前日だった。アンドレアスが(電話してきて)“彼が抜けた”って知らせてきたんだ。俺が“どう意味だ? 何の話だ? 誰が抜けたんだ?”って訊くと、“エロイだ”と」

「俺はブラックホールの中に落ちていくような感覚だった。全く現実のこととは思えなかった。マジで、スローモーションみたいになり、俺は呼吸を整えようとした。彼(キッサー)は全てを説明してくれた」「俺は理解しようと努めたよ。俺は彼と13年間一緒にプレイしてきたんだから。本当にショックだった」

セパルトゥラを脱退したエロイ・カサグランデは、スリップノットに加入。セパルトゥラはスイサイダル・テンデンシーズでドラムをプレイしていたグレイソン・ネクルトマンを迎え、3月1日にフェアウェル・ツアー<Celebrating Life Through Death>を開幕した。現時点、11月終わりまでの日程が告知されているが、2025年まで続くと言われている。

Ako Suzuki
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