「振動」インタヴュー(前編)

2004.11.12 10:09

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――シングルとしては前作から1年3カ月ぶりで、3作連続DVDシングルリリース! その第一弾が「振動」で。
まず今回、大注目すべきは“脱・制服”でしょう!


Rino & Lissa:脱ぎました!(微笑)

――自分たちの意志で脱ごうと決めたの?


Rino & Lissa:いや!(一同大爆笑)


Lissa:私達的には、まだ現役(高校生)だし着ててもいんじゃないの?って思ってたんですよ。“現役の間は
絶対着るんで~”って言ってたし。でも“似合わないだよ。お前らどんどん老けてきたから”とか言われて(笑)。
今回、曲がロックっぽかったんで、髪の毛にメッシュを入れて金髪にしたんですよ。
それで制服着ると“あれ?”って(笑)。


Rino:歳、サバ読んでる? みたいな(笑)。


Lissa:年下のアイドルの人たちもどんどん制服着だしたし。“あぁ~、あのコたちの方が可愛いわ”と思ってきた部分も
あったんですよ。ぶっちゃけ“負けてんな”って(一同大爆笑)。うちらは“あはは~ん”っていうエッチさで着てたから。
それでたぶん、期間が短くなったんだと思うけど(一同笑)。

――推定少女=制服というぐらい、マスト・アイテムとして定着してきてたのにね。


Rino:だから、推定少女はなんでも着るよってことなんですよ。制服でも露出系でもなんでもこいっていうのが
推定少女なんで。制服だけではないってことなんです。

――自分たちとしても 、今までとは違う推定少女を見せたくなった時期だったのかなぁ。


Lissa:一皮むけたかった!


Rino:脱皮したかった!


Lissa:アイドルのアイを脱ぎたかった。ドルはここにいるんだけど、アイの部分にアーティストのアを入れたかった
ぐらいの勢い。ファンの人のなかには制服脱いで“えぇ~”っていう人もいると思うんですよ。でもその”えぇ~”
を変えてやる! たぶん見た感じ“クールになった”とか思われそうなんだけど、こうやってしゃべったらいつもの
推定少女だし。衣装が変わろうが、髪の毛の色が変わろうが。


Rino:中身は今までの推定少女のままだから。一応、今回の衣装も露出はちょろっと入れてるし(笑)。
まぁ文句いわないで、これで許して!って感じ?(一同笑)。

―― それでもって「振動」は楽曲的にもいままでにないクールなロック・チューンで。


Rino:最初に聴いたときはライヴで盛り上がりそうな曲だなって。私たちのライヴはみんな“タン、タタン”(手拍子)
なんですよ(笑)。この間、ライヴでこの曲やったら、さすがにそれができなくて。ちょっと面白かった。
アイドルのライヴではああいうのが定番だけど。


Lissa:この曲始まったら、みんな超きょどってて(笑)。誰~も入ってこなかったよね?


Rino:ちょっとやらかした気分だった(笑)。


Lissa:今後は手拍子じゃなくて、音に乗ることに精一杯になってほしい。


Rino:だからこの曲は笑顔なしで、カッコよく歌いたい。これまでの曲は“はい、みんなも一緒に!”って感じだけど、
この曲歌ってるときは“おら、こいよ”って、気持ちはヤンキーだし(笑)。


Lissa:“頭振れよ~”ぐらいの気持ちだよね。


Rino:この曲でいままで頭振ったことないようなお客さんをガンガン頭振らせて。
推定のライヴで頭振れるようにしたいですね。それぐらいお客さんもいろんなことをやってくれるお客さんにしたい!

――タイトルの振動というのは携帯電話の…。


Lissa:だから私、振動って書いてバイブとか。「バイブレーターでいいじゃないですか」って言ったら「それはちょっと
……」って(一同笑)。だからぁ~、大人は変なこと考えるからそうなるだけで私達からの目線で言えば。


Rino:全然バイブでいいよねって。


Lissa:この歌は自分の揺れ動く感情や、周りの世界観がが~って変わっていく様をバイブ、
振動って言葉で表現してるんだと思う。

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