ブロンディ、ケリー・オズボーンの所属するサンクチュアリ・レコードと契約、Newアルバムをリリース
デボラ・ハリーの妖艶な魅力と、パンク・テイストのポップサウンドで'70~'80年代に世界を席巻したブロンディ。'98年のアルバム『ノー・イグジット』で本格的に活動を再開後、昨年にはニューアルバム『カース・オブ・ブロンディ(ブロンディの呪い)』をリリースした。しかし、実はこのアルバム、ソニーにより日本、イギリス、オーストラリアでは昨年秋にすでに発売されていたが、彼らの本国であるアメリカでのリリースはなかったのである。今回、彼らがめでたくリリース契約を結んだのは、アイアン・メイデン、キッス、キング・クリムゾン、レーナード・スキナードといった往年のロックファンなら涙しそうなアーティストの作品を扱うサンクチュアリ・レコードだ(ちなみに、このレーベルはオジー・オズボーンの娘ケリーのアルバムも扱っている)。アルバムが4月6日に、シングルカット「グッド・ボーイズ」が4月10日に発売される予定だが、6月から始まるツアーには、今のところイギリスを中心としたヨーロッパエリアしかスケジュールされていない。とりあえず地元であるアメリカでは、ラジオ局やDJチューンとしてクラブへのプロモーションにフォーカスしている彼ら。ヒップホップやパワー・ギター系のポップ/ロックサウンドが主流のチャートでどこまで勝負ができるのか、楽しみだ。
ブロンディ 公式サイト(英語)
http://www.blondie.net/index.shtml
ブロンディ 公式サイト(英語)
http://www.blondie.net/index.shtml
Aki Kayamoto, NY