小林建樹、身体は激ヤセ、だけどニュー・アルバムは豊満なのです♪

ポスト
自身のレーベル“Window Disk Record”を立ち上げ、そこからの第一弾アルバム『Window』を8月20日にリリースする小林建樹

「何かが時代の先からやってきて、心の窓を通り過ぎ、過去になってゆく。その“何か”が僕の窓を通り過ぎるときに、同時に僕に新しい物を落としていき、僕は刺激を受け新しい曲たちが出来て行きます」と言う彼は、「心に“窓”をイメージした」のだそうだ。

そんな彼が、出来たばかりのこのアルバムを携えて、BARKSのネットラジオ番組「V-netランチ・バークス」に登場。このところ体調があまり良くなかったらしく、番組当日の朝、体重を計ったら54kgまで落ちていた(1週間で-4kg!)という衝撃の告白もありつつ、“アンプラグド”をテーマにした美メロ満載の秀作『Window』を紹介してくれた。

「MTVのアンプラグドのCDを聴いて、イイなと思ったのがきっかけで。ただそれは、ライヴやりっぱなし盤だったんで、曲はすごく良かったんですけど、どうしてもプレイが粗いところがあって。だから、アンプラグドをもっと良くするには、一発録りしたやつを家に持って帰って、粗いところ、聴きにくいところを手直ししたらさらに良くなるのかなぁって思って」

今作の対になる作品として、年内に『Shadow』というアルバムのリリースを予定している。

「僕の音楽は分かりにくいと言われることが多くて、それですごい何年も悩んでて。ならば、明るいのと暗いの、ぐらいに分かりやすく分けて作ろうかなと思ったのが発端なんです(笑)。だから『Window』には僕の思う暗い曲は入ってないし、『Shadow』には明るい曲は一曲も入ってないんです」

一発録りをベースにした繊細な音の粒が、美しい空気感を作り出す『Window』。陽の光をイメージし、メジャー・キーで構成された今作で歌われる小林建樹の“うまくいかない日常と満たされたい想い”は、“影”が存在するからこそ認識できる“光”があることを教えてくれる。聴き終えたときに、心に豊かさが残るアルバムだ。

【V-net ランチ・バークス】
Windowsで再生する
Macで再生する
【小林建樹オフィシャル・サイト】
http://www.hipland.co.jp/tateki/
この記事をポスト

この記事の関連情報