マリリン・マンソン、瀕死の病に苦しむ少年の願いを叶える

ポスト
Marilyn Mansonは8月27日(火)、ショックローカーのイメージとは対照的に、瀕死の病に冒された少年をスタジオに招いて次のアルバム『The Golden Age Of Grotesque』のトラックを収録した。

この招待はMansonと重病に苦しむ子供たちの願いを叶えるチャリティ団体、Make-A-Wish Foundationの協力関係によるもの。テネシー州に住むAndrew Baines(16歳)は、ロサンゼルスにあるMansonのスタジオでニューアルバムの6曲の演奏を楽しみ、同アルバムのDVDの試写を観た。また、いくつかのバックヴォーカルのレコーディングにも参加したという。

Mansonはオフィシャル・ウェブサイト(marilynmanson.com)のオンライン・ジャーナルに次のように書いている。「昨日の午後はAndrewといっしょに過ごした。彼が思い出させてくれたのは、俺がクリエイトするものはそれを楽しんでくれる人がいて初めて完成するということ。俺は大切な願いを分かち合ってくれたAndrewに、ただ“ありがとう”と言いたい」

Mansonは珍しく感傷的なところを見せてこう付け加えている。「Andrewを歴史の一部として、ディストーションの効いたメガバイトのプラスティックに永遠に刻んでおきたかった。Skoldの協力も得て、Andrewにバックヴォーカルでレコーディングに参加してもらった。『The Golden Age Of Grotesque』を聴けば、その様子が少しは分かってもらえるだろう。それはほんの一部だが、参加できなかったすべてのファンのためのものだ。グッドラック、Andrew」

Mansonはまた、ウェブサイトにレコーディングの様子を撮影したビデオクリップを掲載している。Mansonは8月27日(火)、「Tainted Love」のビデオでKerrang!“Gong”賞を受賞した。この曲はSoft Cellの'82年のヒットのリメイク。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報