ブルース・スプリングスティーンのリスニング・パーティで、ファンが新作を初試聴

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6月2日(火)、3つの都市のBruce Springsteenファンが、特別プレヴュー・パーティで彼の新作『The Rising』からのナンバーを初めて耳にした。7月30日に米国発売される新作は、'84年の『Born In The U.S.A.』以来、E Street Bnadがフル参加した初のスタジオ・レコーディング・アルバムとなる。

オハイオ州クリーヴランドにあるRock And Roll Hall Of Fame(ロックンロールの殿堂)には、約500人のファン(ほとんどがコンテストの勝者と招待客)がアルバム15曲のうちの8曲を聴くために集まった。会場ではタイトル・トラックの「The Rising」(すでにWebサイトで公開中)をはじめ、ストリングスがふんだんにフィーチャーされた「Lonesome Day」、E Street Bandが大騒ぎを繰り広げるヴィンテージR&Bテイストの「Mary's Place」、パキスタンのヴォーカリスト、Asif Ali Khanと彼の10人編成のグループが参加しているリズミカルでエキゾチックな「Worlds Apart」がフルでプレイされた。他にも「Into The Fire」「Nothing Man」「You're Missing」「The Fuse」が披露され、かなり濃厚でセクシャルな意味が秘められた「The Fuse」には、ある1人の女性が「もう1回聴かせてくれます?」と尋ね、オーディエンスから多くの笑いが巻き起こった。

8つの歌の歌詞は、Springsteenの歌にあわせてオーディエンスが読むことができるように、会場のスクリーンに映し出されていた。集まった人たちは彼らの聴いた作品に満足したようで、それぞれの曲の後には拍手と称賛の言葉が聞かれた。

この日、同様のパーティがテキサス州オースチンとマサチューセッツ州ボストンでも開催され、それぞれのイベントでやはり8曲が披露されたが、ソングリストには若干の違いがあった。ボストンでは「You're Missing」「World's Apart」の代わりに「Waitin' On A Sunny Day」「Further On (Up The Road)」が、またオースチンでは「Countin' On A Miracle」「Empty Sky」がプレイされた。Sprinsteenのファンジン「Backstreets」によれば、残りの曲「Lonesome Day」「Into The Fire」「Nothing Man」「Mary's Place」「The Fuse」「The Rising」は3会場とも同じ。

Springsteenのリスニング・パーティは7月8日(月)から11日(木)まで、以下の会場で引き続き行なわれる。

6月8日
・シアトル, WA - The JBL Theatre At The Experience Music Project
・ニューヨーク, NY - The Sony Wonder Technology Lab (three sessions)
・ピッツバーグ, PA - Nick's Fat City

6月9日
・ミネアポリス, MN - Bryant Lake Bowl
・アトランタ, GA - Velvet Underground At The Hard Rock Cafe
・ポートランド, OR - Guild Theatre NW Film Center
・デンヴァー, CO - Soiled Dove

6月10日
・ロサンゼルス, CA - Silent Movie Theatre
・デトロイト, MI - Magic Bag Theatre・フィラデルフィア, PA - Franklin Institute Science Museum Omniverse - Imax Theatre

6月11日
・アズベリー・パーク, NJ - The Stone Pony
・ボルティモア, MD - The Charles Theatre
・サンフランシスコ, CA - Sony Metreon
・シカゴ, IL - Gene Siskel Film Center

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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