【音楽と映画の密接な関係 2001 Summer】選りすぐりの映画を大紹介!
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音楽と映像の密接な関係・2001年 SUMMER Special! 暑い、暑い、暑い。2001年の夏は、猛暑で、酷暑ですよ。 外に出る気、なくしちゃいますよ。 でも、せっかくの夏休みなのにね。だから、映画館行っちゃいましょうよ。 “猿”だったり、“リメイクならぬ”ニューヴァージョンが、キーワードになっている映画が多いのは、なぜかしら? |
『ドリヴン』 |
第2のブラピと言われている美形俳優キップ・パルデューと、ハリウッドのベテラン俳優シルベスター・スタローンが織り成すレース界でのサクセス・ストーリー。 「他のスポーツと決定的に違うのは、死の恐怖といつも闘っていること」(キップ)、「アイルトン・セナはラテン社会では象徴的存在。彼はドライバーでなくシンボルとなった」(スタローン)というように、この映画はアイルトン・セナ('94年没)に捧げるためにスタローンが脚本を書き下ろした映画。 撮影は現役レーサーのアドヴァイスはもちろん、場所もトロント、マイアミ、リオデジャネイロ、そして日本の茂木と実際のレース場で行なわれているところが見どころのひとつになっている! 「ドリヴン」をもっと知りたい&もっと観たい人は |
『PLANET OF THE APES/猿の惑星』 |
'69年に公開された「猿の惑星」から32年。ティム・バートン監督の手によって、リメイクならぬ“リイマジネーション”で2001年夏に「PLANET OF THE APES/猿の惑星」が登場する。 「ティム・バートンの作品だから、脚本も読まずにOKしたんだ。こんなこと初めてだよ」と語るのは主人公の宇宙飛行士レオを演じるマーク・ウォルバーグ。「バッドマン」や「シザーハンズ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」など癖がありつつも美しい映像とストーリー作品を作ってきたティムならでは。 猿が人間を奴隷として支配する惑星を舞台に繰り広げられるストーリーは、'69年オリジナル作品をそのままにあとは……? 「PLANET OF THE APES/猿の惑星」をもっと知りたい&もっと観たい人は |
『RED SHADOW 赤影』 |
'60年代の横山光輝マンガ「仮面の忍者赤影」に実写TV番組、そして80年代のアニメTV番組で放映され、“忍者のヒーロー”の定番となっていた赤影。 でも、中野監督曰く、「今の若い人は(「赤影」の)タイトルくらいしか知らないから、映画化するならばキャラクターの名前以外はすべてオリジナルにしようと思った。だから「赤影」のリメイクではなく、「RED SHADOW」なのです」と、新たなヒーローを作り上げた。 そう、なんだか笑えちゃうシーンが多いこの映画は、広告や写真で感じられるシリアスな局面は意外と少なくて、展開の早さでドキドキワクワクがいっぱい! そんな娯楽映画だ。 「RED SHADOW 赤影」をもっと知りたい&もっと観たい人は |
『ラマになった王様』 |
わがままで意地悪な王様クスコは、家来から魔法で“ラマ”に変えられてしまうのだけど、農夫パチャとの心の交流で、大切な心を取り戻し、“友情”を知っていく……。 ディズニー映画のこの作品は、今までの作品とは違って、いや~な感じのキャラが主人公。でも、憎めないところがキュートなのです。そんな王様の声の吹き替えをしたのが藤原竜也。 「苦労しましたね。難しいですね。“何も考えてないな、コイツ”みたいなパーっとはじゃぐこともあるし…」と語る面もあれば、寂しがり屋の面も見せたりと愛するべきキャラなのです。さまざまな動物がいるなかで、なんで“ラマ”なのか、気になります……よね。 「ラマになった王様」をもっと知りたい&もっと観たい人は |
『けものがれ、俺らの猿と』 |
「私はもっと有意義な人生を送りたい」なんて言ってイギリスに留学してしまう妻。そして脚本家の夫は仕事が途絶えて、もう~!ってな状況からのお話。 カッコよくてかつ個性派俳優の永瀬正敏、今注目のパフォーマー鳥肌 実、Dragon Ashの降谷建志らが出演し、NUMBER GIRL、ゆらゆら帝国、ロマン・ポルシェ。が音楽参加しているところから、気になる人は、ニッチもサッチもいかない気分でしょう。 「未知の世界へ踏み込んでいく、という行為は多大な労力を費やすもので」云々と語っている須永秀明監督。「私はもっと有意義な人生を送りたい」と思っているのは監督が一番強かったりして?的な作品だ。 「けものがれ、俺らの猿と」をもっと知りたい&もっと観たい人は |
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