プリンス、デトロイトでツアーを開始

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先週、故郷のミネアポリスで(2つのコンサートを含む)バースデイ行事を終えたPrinceは、週末に「第二の故郷」デトロイトのJoe Louis ArenaでA Celebrationツアーを開始した。

彼は最近、精力的なパフォーマンスを続けており、この日も1時間50分のライヴはエネルギーに満ち、ヘビーなヒットメドレーがほとんどノンストップで披露された。“I Would Die 4 U”や“Baby I'm A Star”からそれぞれ一節を簡単に演奏しただけのものや短縮ヴァージョンもあった。

Princeはアクションよりもギタープレイに集中できるように、ダンサーひとりと曲によって女性バックアップシンガー4人をバンドに加えた。バンドは“Let's Go Crazy”“Take Me With U”“Raspberry Beret”“When Doves Cry”“Little Red Corvette”“When U Were Mine”“I Wanna Be Your Lover”“Housequake”“Starfish And Coffee”“How Come U Don't Call Me Anymore”、ブルージー・ヴァージョンの“Delirious”“Purple Rain”“U Got The Look”“Kiss”“Gett Off”といったヒット・セレクションをパワフルに演奏したが、中でも頂点を極めたのは“Purpleheadz”だった。

Princeは演奏中、ところどころで数人の観客をステージに上げ、音楽に合わせて踊らせた。また、デトロイトの街でブレイクするきっかけを作ってくれた革新的なラジオDJ、Electrifying Mojoにも敬意を表した。

Princeはコンサート前にファックスの質問に答え、「簡単には定義できないがヘッドフォンアルバム」という触れ込みの新作『The Rainbow Children』のリリース日はまだ決まっていないとLAUNCHに語った。完成すれば、彼の商業サイト「npgmusicclub.com」で入手が可能となる。PrinceのA Celebrationツアーは引き続き7月27日にネブラスカ州オマハで行なわれ、8月5日にアラスカ州アンカレッジで幕を閉じる。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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