内省的なナンバーと鬱積した聴衆の間にあった距離
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アルバムを1枚出しただけのバンドというものは、ライヴパフォーマンスで決まって試練に立ち向かうことになるものだ。その一方でカヴァー曲でレパートリーを補強することもできるが、選曲を誤ると一部のファンからダサいと決め付けられてしまう危険性もあるだろう。あるいは安全にやり遂げる方法もある。新曲は2、3曲にとどめて全体を短くこじんまりとまとめることで、知っている曲を聴きたくてやってくる聴衆に的を絞るのである。
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