スリップノットのClown、グラミー賞ではアイアン・メイデンを応援

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Slipknotの“Wait & Bleet”は2月21日(水)に開催されるグラミー賞で、Deftonesの“Elite”、Iron Maiden“The Wicker Man”、Marilyn Mansonの“Astonishing Panorama Of The Endtimes”、Panteraの“Revolution Is My Name”とBest Heavy Metal Performance(ベスト・ヘヴィメタル・パフォーマンス)部門を争う。

しかし、Slipknotが賞獲得を狙っているとは考えないほうがいい。Slipknotのパーカッショニスト、Clownは自分たちではなく、Iron Maidenが受賞するよう応援しているとLAUNCHに語った。
「彼らが作り上げたんだ。それに今、俺たちがこうしてやっている大きな理由のひとつは、彼らの存在があったからなんだ。彼らは何年も何年も何年も変化し続けてきたし、素晴らしい最高の音楽を作り出している。彼らはIron Maidenなんだよ。それ以上、なにも言う必要はないだろ。彼らに受賞してほしいね。特に俺たちのリード・シンガー(Corey Taylor)の気持を考えてそう思うよ。奴はIron Maidenの大・大ファンなんだ。グラミーも欲しがってなくて、“Iron Maidenが獲得するように”っていう感じだよ。俺もまったく同感だね」

さらにClownは、最先端を走る彼のバンドにとって、ノミネ-ション自体がすでに勝利であるという。
「受賞しようがしまいが、俺らはもう勝ったんだよ。わかるかい? すでに認知されたんだ。Slipknotの名前が使われて、記事にもなったし、新聞にも載った。いろんなインタヴューも受けてる。どういうことだと思う? 勝ったんだよ。今やグラミーの世界にいるんだ。これっていうのは、アイオワ州のデモインから出てきた9人の少年たちが、このどうしようもない世界をひっくり返せるっていうことを示してるのさ。もし(この世界を)両手でつかんで、派手な蹴りをくらわせてから整理し直して、キレイにしてやることができるとしたらやってやるね」

Neal Weiss、ロサンゼルス
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