ポール・サイモン、MusiCaresプログラムの価値を知る

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2月19日(月)の夜、Paul SimonはロサンゼルスでMusiCares Person Of The Yearの受賞挨拶をした。Simonはこのイベントで、長年にわたる多くの人道的貢献の栄誉を称えられた。彼はまた、中心的チャリティーのひとつ、'87年に共同で設立したChildren's Health Fund(児童健康基金)のための寄付も集めた。

MusiCaresは麻薬中毒や財政難、その他の諸事情で困窮している音楽産業界の人々の救済に対して送られるもの。ありがたいことにSimonはそれらのサービスを必要としていないが、その恩恵に無縁ではない。彼は受賞スピーチで、MusiCaresによって大きく変わった身のまわりの特別なケースを観衆に紹介した。
「幼稚園にいる娘だけど、ミュージシャンの父親を持つ男の子と同じクラスになったんだ。その父親がMusiCaresにどうしてもお礼を言いたいと僕に言ってきた。リハビリプログラムの費用を出してもらったということで、命が助かったのは奇跡だと言っていた。これは、何千人とまでは言わないけど、何百人というミュージシャンに当てはまることだと僕は確信している」

Simonは2月21日(水)のグラミー賞に出演する。彼の最新アルバム『You're The One』はAlbum Of The Year(年間最優秀アルバム)にノミネートされている。グラミー賞授賞式は午後8時(米東部標準時)からCBSで放映。

Bruce Simon、ニューヨーク Billy Johnson、ロサンゼルス
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