LAUNCHニュース記者が2000年を振り返る:グラミー賞ベスト新人のアギレラは、自分でも予想外の受賞

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もうひとりの注目のGrammy受賞者はChristina Aguileraだ。Macy GrayKid Rock、ティーン・ポップの女王、Britney Spearsといったライバルを押え、Best New Artist/ベスト新人を受賞した。Aguileraは自分の名前が発表されたとき、とんでもなくビックリしたとLAUNCHに語っている。
「“今の私の名前?”っていう感じで、それさえも判断できなくなくなってたの。だって、MacyかBritneyかだれか他の人が受賞すると思ってたんですもの。本当にまったく予想もしてなかったの。シングルを1枚出しただけだし、期間的にも(まだ短かくて)まさか“Genie”がGrammyに選ばれるなんて。どころがどう?! 信じられないわ」

事実、Aguileraは授賞式のとき、笑顔で潔く負けを認める準備をしていたという。
「とにかくビックリしちゃって頭ん中がパニックだったわ。だってまさに“負けたけど全然気にしてないわ”っていう表情を作る準備をしてたところだったんですもの。だから私の名前が呼ばれたときは、完璧に“聞き間違えじゃないの?”って状態で、カメラマンがステージに出てくるのを待ってるんだけど、それでも私がボーゼンとしてるもんだから、マネージャーが私を椅子から立たせようと一生懸命押してたわ。そのとき、座ってる私の中をとてつもない感覚が駆けめぐってた。今まで生きてきた中で最も衝撃的な瞬間だった」

受賞を無事済ませたAguileraが、主催者であるNARAS(National Academy Of Recording Arts And Sciences/全米レコード芸術科学アカデミー)の代表、Michael Greeneから楽屋で受けた祝辞の内容は、彼女にとってこの日をより一層、特別なものにした。
「私のところへやってきて、“君の歌唱力が認められたんだよ。Christina”って言ってくれたの。それを聞いて“ワォ”って感じだったわ。私にとってそれはすごく意味のあることだったの。今年はたくさんのティーンエイジャー・アーティストがいたし、私はもっとヴォーカリストとして認められたいって言ってたのを知ってるでしょ? 年やバックグラウンドが似てるっていうだけでまとめられて、それぞれの違いに気づいてもらえないことが多いんですもの」

Brett Atwood
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