ニール・ヤング、新ライヴアルバムが11月に米国発売

Neil Youngのファンは、彼のアンソロジーアルバムや、Crosby, Stills, Nash & Young再結成ツアーのライヴアルバム発売を待ち焦がれているが、Youngの新作は、夏の北米ツアーのライヴになる。

ニューアルバムのタイトルは『Road Rock Vol. 1』で、11月21日米国発売予定。注目曲は、Bob Dylanの「All Along The Watchtower」のカヴァーで、ツアーのサポートを務めていたPretendersのChrissie Hyndeとのデュエットだ。さらに、新曲の「Fool For Your Love」、ロングヴァージョンの「Cowgirl In The Sand」が収録される。

最新アルバム『Silver And Gold』をともなって行なわれた今夏のツアーは、豪華なバンドメンバーで大好評だった。メンバーは、旧友のBen Keith、Spooner Oldham、Donald "Duck" Dunn、Jim Keltnerに、バックコーラスにはYoungの妻、Pegiと妹のAstridが参加。12月にはライヴビデオの発売も予定されている。

他にも、Jim Jarmusch監督によるNeil Young & Crazy Horseのドキュメンタリー映画『Year Of The Horse』が、48分の未公開映像を加え、11月14日に米国でビデオ発売される。

また、Youngが年1回開催しているチャリティーコンサート、“Bridge School Benefit Concerts”が今年も開催される。今年の出演者は、Tom Petty、Beck、Dave Matthews Band、Foo Fightersで、10月28日、29日にサンフランシスコ近郊のShoreline Amphitheatreで行なわれる。Youngは、'01年1月にブラジルのリオデジャネイロで行なわれる“Rock In Rio Festival”にも出演する予定。

記：Gary Graff、デトロイト