Detroit Music Awards受賞者発表
その他の受賞者の抜粋としては、Eminemのメジャー・デビューアルバム『The Slim Shady LP』がOutstanding National Album(ベスト・アルバム)を受賞。Eminemが欠席だった為、代わりにKid Rockがシングル“My Name Is”のラップのさわりを披露した。Stevie WonderがOutstanding Anthology, Compilation or Reissue(ベスト・コンピレーション/再発盤)を受賞、Carl CraigがOutstanding Electronic Writer/Producer(ベスト・エレクトロニック作曲家/プロデューサー)そして彼のジャズ・エレクトロ・プロジェクトInnerzone Orchestraのデビューアルバム『Programmed』がOutstanding Electronic Recording(ベスト・エレクトロニック・レコード)を受賞。Richie Hawtin(別名Plastikman)がOutstanding Electronic Artist(ベスト・エレクトロニック・アーティスト)、ラッパーEshamがOutstanding Hip Hop MC(ベスト・ヒップホップMC)を受賞。ゴスペル部門ではWinansゴスペル・ファミリーのCe Ce WinansとWinans Phase 2がほとんどの賞をさらった。
モータウン・グループContoursと有名セッション・ギタリスト、Dick WagnerのバンドFrostがDistinguished Achievement Awards(功労賞)を受賞、そしてかつてBob Seger、Alice Cooper、Ted Nugent、Scorpions、Alvin LeeをマネージメントしていたDiversified Management Agencyに特別賞が送られた。
式典でパフォーマンスを披露してくれたのは、Contours、Frost、Robert Bradley''s Blackwater Surpriseと“Common Ground”のヒットで知られるデトロイトの80年代のバンドRhythm Corps。そしてRed Hot Chili PeppersのChad Smith、Black CrowesのEddie Harsch、ボクシング・チャンピオンのThomasHearn等がプレゼンターを務めた。Smithは又、不治の病にかかっている子供達の願いをかなえているチャリティー、Rainbow Connectionの為に観客を相手にKid RockとTwisted Brown Truckerのサイン入りギターをオークションにかけ、4000ドルの寄付を得た。競り落としたのはEminemの弁護士だった。