フー・ファイターズ、HIV問題に発言!

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 フー・ファイターズは、HIVのテストに反対していることで論争を巻き起こしているLAのグループにサポートしている。それはChristine Maggoireが創立した"オルタネイティヴ・AIDS・インフォメーション・ネットワーク"のALIVE&WELLというグループで、HIVとAIDSの関係について新しい意見を展開している。
 べーシストのメンデルはMaggoireの本を読み、バンドのメンバーと話した結果、グループの利益のためのライヴをしようと決めた。「メディアはオルタネイティヴなAIDSのアイデアについて語るのを嫌がる。医療関係もそうだ」
 フー・ファイターズのその考えはHIV医療の先端で働く人々に拒否されている。HIVのスペシャリスト、ダイアン・タナカは、フーはHIVの医療を邪魔していると言う。「フー・ファイターズは若者に絶大な支持を受けているバンドで、その影響力も見逃せない」
 とはいえMaggioreは、グループはHIVを長年差別してきた人々や団体などと同じ意見を持っているわけではないことを強調する。グループの考えでは、HIVはAIDSを引き起こすものではない。アンチ・ウイルスHIVドラッグの使用やストリート・ドラッグ、アナル・セックスやストレスなどは、免疫欠陥を起こすのだという。
 「ぼくは正しいことをしていると思う」メンデルは言う。
「医薬会社はこのようなアンチHIVドラッグをプッシュしてきた。ぼくの意見が誰かに害を与えることはなく、むしろその逆だと思う」
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