【ライブレポート】川崎鷹也主催＜メガネの会 第二弾＞、Tani Yuukiと優里もメガネをかけて登場

川崎鷹也が発起人として主宰するライブイベント＜メガネの会＞の第二回＜メガネの会 第二弾＞が4月18日（金）東京国際フォーラム ホールAにて開催され、公私ともに親交の深いTani Yuukiと優里が出演し、イベントは大盛況となった。

＜メガネの会＞は「メガネがトレードマークのアーティスト」を招くというコンセプトで2023年に第一弾のイベントが開催されたが、今回第二弾にしてさっそくメガネをかけていないアーティストを招いての開催となった。ライブ中、Tani Yuukiと優里はこの日のために優里のオフィシャルYouTubeチャンネル「優里ちゃんねる」の動画内にて川崎鷹也が自腹で購入したメガネをかけて出演し、新鮮なメガネ姿を披露した。


ライブのトップバッターを務めたのは優里。一曲目は「かごめ」、冒頭はアカペラからスタート。胸に突き刺さる歌詞と息を飲むような力強い歌声に会場が一気にステージに引き込まれる。続いて、込められたメッセージに強く感情を揺さぶられる「ピーターパン」、疾走感あふれるロックナンバー「カーテンコール」を披露。大ヒット曲「ドライフラワー」「レオ」、そして心と身体が弾むような「ヒーローの居ない街」で会場の一体感が増していく。その後も「飛行船」「ベテルギウス」と圧巻のステージが続く。そして最後は「ビリミリオン」。今生きている人生が愛おしくてたまらなくなるような、前向きになれる楽曲だ。


優里がステージを終えると川崎鷹也がステージに登場し「はぁ、えぇ？優里カッコ良すぎた、、」「僕が主催するイベントで一番手をやっていただけるなんてこんな光栄なことないです。」と優里のステージを大絶賛した。


暗転に続いてステージに登場したのはTani Yuuki。一曲目は「愛言葉」。温かで優しい歌声と歌詞に胸がいっぱいになる。続いてデビュー曲「Myra」を披露しメロウな楽曲の魅力に会場は酔いしれる。「3人だけで立つステージは初めてなので、気合い入れて新曲持ってきました！」という言葉に続いて6月18日にリリースを控えるニューアルバム『航海士』より「後悔史」をサプライズ初披露。力強く伸びやかなハイトーンのサビが印象的な楽曲だ。


さらに軽快なサウンドに心が弾む「ワンダーランド」のコールアンドレスポンス、ダンスナンバー「Life is beautiful」と続き会場の盛り上がりは最高潮に。代表曲のひとつである「W/X/Y」に続いて、ラストはライブの定番曲となっている「おかえり」でステージを締めくくった。


Tani Yuukiのステージが終わると再びステージ上に川崎鷹也が登場し、「こんな最高なライブをしてくれる2人を俺が呼んだんだと思うと本当に主宰冥利に尽きる」と感激のトークを繰り広げた。再び現れたTani Yuukiは「楽しすぎてメガネ曇ってます」とメガネトークを織り交ぜ笑いを誘った。

トリを務めるのはイベントの発起人でもある川崎鷹也。「愛の歌」の爽やかなサウンドと伸びやかな歌声が会場に響き渡り、ステージがスタート。続いて5月16日にリリースされるニューアルバムよりリード曲「曖昧Blue」を披露。エモーショナルで、それでいて聴き心地の良いメロディーが魅力的な楽曲だ。自身の代表曲ともいえる「魔法の絨毯」、そして「君の為のキミノウタ」は弾き語りで披露すると圧倒的な歌唱力と表現力がオーディエンスの心を掴んだ。さらに熱いメッセージが魂を震わせる「またね、ヒーロー」。一転、エレキギターに持ち替え弾けるように爽やかなナンバー「再会歌」を披露。ラストは川崎のライブではおなじみの「ほろ酔いラブソング」。サビの「Oh, My Love」というフレーズのコールアンドレスポンスで会場は一体感に包まれた。




こうして三者三様の熱いライブが終了し、最後はアンコールならぬメガネコールを受けステージに3人揃って登場。全員で＜メガネの会＞のために川崎が制作した楽曲＜メガネの会＞をコラボ歌唱し、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。


写真◎西槇太一




◆＜メガネの会＞オフィシャルサイト