【ライブレポート】川崎鷹也、自身最大規模の全国ツアーファイルを完走

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川崎鷹也が、2024年7月にスタートした全国15都市を巡る<川崎鷹也2024-2025 Hall Tour愛心 -MANAGOKORO->のファイナル公演をパシフィコ横浜にて行った。

オープニングは、先に登場したバンドメンバーの奏でる美しいメロディからスタート。川崎鷹也がステージに現れメロディが止まると会場は静寂に包まれた。

静寂の中、響き渡ったのは川崎鷹也のアカペラ。2024年にリリースされたアニメ『バーテンダー 神のグラス』オープニングテーマ「Stardust Memory」の「ドアを開けたらまだ見ぬ未来の先へ」というオープニングにふさわしい一節からライブは幕を開け、そこにバンドの演奏が加わり、川崎鷹也の生の歌声の迫力に観客は一気に引き込まれた。続けて心地よい疾走感が魅力のNetflixシリーズ「君に届け」主題歌「愛の歌」を披露。



冒頭2曲を終えるとMCがスタート。歌声とギャップのある話好きの川崎鷹也らしい軽快なトークに会場の空気がほぐれる。

MCに続けて披露したのは、本ツアーのタイトル楽曲「愛心」。この楽曲に込められた、一番身近な人との何でもない日常がなによりもかけがえのないものだという温かなメッセージが会場を包み込んだ。



4曲目の2020年10月にリリースされた楽曲「エンドロール」に続いて披露されたのは、2020年に突如SNSで人気となり現在ストリーミング再生が4億回突破中の代表曲「魔法の絨毯」。たった一人で音楽を始めて、ステージが孤独なものだったあのころから、たくさんの人が真剣に歌を受け止めに来てくれるようになった今も、変わらない伝えたい想いを込めて歌った。

次に2024年にリリースされた、テレビ東京『ひだまりが聴こえる』エンディングテーマ「夕陽の上」を披露。低く、少しだけハスキーで深みのある川崎鷹也の歌声の魅力をじっくりと堪能することができるスローバラードに楽曲の世界観が浮かび上がる。演奏が終わると舞台が暗転。



再び明るくなったステージには川崎鷹也一人。ここから川崎鷹也の原点であり、真骨頂ともいえる、弾き語りのブロックが始まった。弾き語り1曲目は、人生の選択において選んだ道と選ばなかった道、迷いながらも選んだ道を正しかったと言えるように進んでいってほしいという、誰もが共感するメッセージが胸を打つ「僕と僕」。

2曲目は「魔法の絨毯」に次ぐ川崎鷹也の代表曲「君の為のキミノウタ」。楽曲の終盤では川崎鷹也がスタンドマイクから離れ、生の歌声が会場に響き渡った。”あなた達”ではなく一人一人の”あなた”に直接歌をまっすぐ届けたいという川崎鷹也の歌に対する真摯な姿勢が現れたワンシーンとなった。



弾き語りブロック、ラストの曲は毎公演違った楽曲が披露されてきたが、ファイナルで披露されたのは学生時代の伝えたくて伝えられなかった淡い想いを切なくも美しく描いた楽曲「サクラウサギ」。弾き語りブロックは、時に繊細で時に力強く、ホールを包み込むような歌声と、アコースティックギターのみという、川崎鷹也を余す事なく感じることができる弾き語りで、会場を魅了した。



弾き語りブロックが終わり、バンドメンバーが再び登場。ふるさとへの想いが込められた楽曲「あこがれ」に続いて披露されたのは、普段席を立つことがない川崎鷹也のライブには珍しく、お客さんが立ち上がり一緒に声を出して、日頃のストレスを吹き飛ばす楽曲「This is 人生」。早口で日々の小さな失敗エピソードを並べて、でもそれもまた人生だ、という楽曲なのだが、途中で歌詞を噛んでしまった川崎鷹也は「ここの歌詞全公演で一度もちゃんと言えたことない…これもまた人生」とアドリブで会場を笑わせた。



そして本編ラスト一曲は「またね、ヒーロー」。最後の曲です、という川崎鷹也の一言に、観客の「えー」という声がやまない中、「大丈夫、僕アンコール長いから(笑)」と観客を笑わせながらも、「あー、終わってしまうね…」と名残惜しそうにツアーファイナルを噛みしめていた。



楽曲「またね、ヒーロー」は、サビの「頑張れ、頑張れ」というストレートな言葉が印象的なエールソング。曲前のMCで川崎鷹也は「ステージに立つことは楽しいことばかりじゃなくて、むしろ辛いことの方が多いんです。地元栃木から歌手になるため上京したけど、ライブをやってもお客さんは数人、さっき手渡したばかりの僕のチラシが床に捨てられていたり。そんな時、地元の仲間に言われる“がんばれ”が苦しかった。もうがんばっているよと。皆さんの中にも“がんばれ”という言葉が嫌いな人がいるかもしれない。でも今になって、あのときの無責任な“がんばれ”が今僕をステージに立たせているのかもしれないと思う。だから今あえて、僕なんかよりずっと頑張っているあなたにこの言葉を送ります」とメッセージを贈った。まっすぐな心に会場からは惜しみない拍手が贈られ、本編が終了。



熱烈なアンコールを受け再度登場した川崎鷹也。おなじみとなったライブグッズ紹介コーナーに続いて、「今日はファイナルなので重大発表します」と、ニューアルバム『曖昧Blue』のリリースと全国ツアー<川崎鷹也 Hall Tour 2025「まだ夢の中」>の開催が初解禁され、会場は歓喜に包まれた。ステージ上のビジョンに映し出された告知画像には川崎鷹也のニュービジュアル画像が使用されており、「かっこいいよねー、さすがにこれはかっこいい」と自画自賛したかと思えば「でも、レタッチってあるじゃないですか、シミを消したりとかお肌をきれいにしたりとか。この画像、レタッチ18カ所やってるらしいです(笑)」と暴露し、会場は笑いに包まれた。



アンコール一曲目は今回のツアーために書き下ろされた楽曲「再会歌」。疾走感あふれるナンバーで、観客がサビの“HEY”という掛け声とともに拳を突き上げ、会場の盛り上がりは最高潮に。ラストは川崎鷹也のライブの定番曲「ほろ酔いラブソング」。サビの「Oh, My Love」というフレーズのコールアンドレスポンスで会場がひとつになった。

こうして川崎鷹也の自身最大規模となった全国ツアー<川崎鷹也2024-2025 Hall Tour愛心 -MANAGOKORO->を完走、川崎鷹也のアーティストとしてのとどまることのない成長をはっきりと示したツアーとなった。ファイナル公演の模様は1月13日(月)21:00~フジテレビTWOにて再放送される。



<川崎鷹也2024-2025ホールツアー「愛心 -MANAGOKORO-」横浜公演 生中継>

フジテレビTWO ドラマ・アニメ
再放送:2025年1月13日(月・祝)21時~23時30分
https://otn.fujitv.co.jp/kawasaki2025/

川崎鷹也 4thアルバム『曖昧Blue』
2025年5月16日(金)Release
https://takayakawasaki.lnk.to/aimaiblue
・Stardust Memory
・あこがれ
・愛心
・夕陽の上
・再会歌
・曖昧Blue
その他完全新曲、リアレンジ楽曲を収録(曲順未定)
Blu-ray収録内容※初回限定盤のみ
・2024-2025 Hall Tour「愛心 -MANAGOKORO-」東京公演ライブ映像
・JKT Shooting Making Movie
・「Stardust Memory」Music Video
・「あこがれ」Music Video
・「愛心」Music Video
・「夕陽の上」Music Video
・「再会歌」Music Video
・「曖昧Blue」Music Video
(曲順未定)

CD購入特典
■Amazon.co.jp:
特典(1):早期予約特典「川崎鷹也アコースティック生配信ライブ」視聴シリアルコード
配信日時:4/29(火・祝)[開場] 19:45 [開演] 20:00
対象予約期間:1/12(日)21:00 ~5/6(火・祝)正午12:00
見逃し配信視聴可能期間:公演終了後見逃し配信公開 ~5/6(火・祝)23:59(状況により開始時間が前後する可能性がございます)
特典(2):メガジャケ
・ご希望の特典付き商品を選んでご購入ください。(1)と(2)はW特典ではございませんので、予めご了承ください。
■楽天ブックス:アクリルキーホルダー
■セブンネットショッピング:布ポーチ
■その他CDショップ(サポート店) :クリアファイル
※特典ナシのカートもございますのでご注意ください。
※一部取扱いのない店舗もございます。
※特典はなくなり次第終了とさせていただきます。
※特典の有無に関するお問い合わせは直接各店舗へご確認下さい。

<川崎鷹也 Hall Tour 2025「まだ夢の中」>

https://kawasaki-takaya.com/info/2025-halltour/
8/3(日)【香川】レクザムホール(香川県県民ホール)
8/10(日)【石川】本多の森北電ホール
8/17(日)【福島】けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール
8/22(金)【東京】東京国際フォーラム・ホールA
8/31(日)【大分】大分・iichikoグランシアタ
9/2(火)【愛知】愛知県芸術劇場 大ホール
9/5(金)【大阪】グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場メインホール)
9/7(日)【岡山】倉敷市民会館
9/14(日)【秋田】あきた芸術劇場 ミルハス 大ホール
9/23(火・祝)【沖縄】沖縄コンベンションセンター劇場棟
9/28(日)【福岡】福岡サンパレス
10/2(木)【京都】ロームシアター京都 メインホール
10/11(土)【北海道】札幌文化芸術劇場hitaru

◆川崎鷹也オフィシャルサイト
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