【ライヴレポート】HYDE、5年ぶりワールドツアーの最終地は米国LA「Very Amazing! とても嬉しい」

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HYDEが11月30日、アメリカはLos Angeles THE NOVOにて、5年ぶりワールドツアー<HYDE [INSIDE] LIVE 2024 WORLD TOUR>の最終公演を開催した。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆HYDE 画像

2024年は春フェスや夏フェスなど数多くのフェスに参戦し、各地で爪痕を残したHYDEは、ほぼ同時進行で6月より自身の国内ライヴハウスツアーを開催、日本中を駆け抜けた。そして秋、約5年ぶりとなるオリジナルアルバム『HYDE [INSIDE]』をリリースし、国内ツアーの追加公演として神戸ワールド記念ホールおよび幕張メッセにて<HYDE [INSIDE] LIVE 2024 -EXTRA->を成功させ、その勢いのまま台湾を皮切りに世界各地を巡り、多くのファンを虜にした。

ワールドツアーの最終地となったLos AngelesのTHE NOVO公演では、3日前から会場の外に並んで待つ熱狂的なファンの姿も。全18曲からなるツアーファイナルのメニューは熱く、極上のパフォーマンスで聴衆を圧倒した。


開演時刻が迫る中、会場は期待に胸を膨らませた観客で徐々に埋め尽くされていく。不穏なサイレンが鳴り響き、幕が上がると、猛獣のように目を光らせたバンドメンバーと不気味にそびえ立つ演説台が目を引く。その演説台の上に登場したHYDEは、1曲目の「LET IT OUT」で観客を魅了し、一気にアルバム『HYDE [INSIDE]』の世界へ誘う。その後も攻撃の手を緩めることなくアメリカの地でも堂々たるパフォーマンスで観客を熱狂させた。

畳み掛けるように攻撃的な曲を続けたかと思いきや、ピアノソロから始まる「THE ABYSS」「永久 -トコシエ-」では、先ほどまでの歌い方とは異なる繊細ながらも力強いボーカルで新たな[INSIDE]を見せつけた。そこからまた獰猛で攻撃的なターンが始まり、アルバム曲でも一番ハードな楽曲「SOCIAL VIRUS」が始まると、会場の空気は一変。「I wanna see more chaos」というHYDEの声に導かれるかのようにフロアはサークルを作り、この日一番のカオスを見せた。

本編最後の「LAST SONG」では赤い紙吹雪が舞う中、血糊を流しながら歌う姿は衝撃的でありながらも美しく儚く、それでいて迫力ある歌声に観客も固唾を飲んでその光景を見つめていた。


ギターバトルから始まったライヴ後半戦。「Very Amazing! とても嬉しい」と喜びを表し、観客からプレゼントを受け取って嬉しそうに笑うHYDE。「3 more songs. we love you L.A.! 一緒に歌ってください」と始まったのは、テレビアニメ『「鬼滅の刃」柱稽古編』のオープニング主題歌となった「夢幻」だ。さらに続く「GLAMOROUS SKY」では、フロア全体で大合唱が沸き起こった。

最後の曲「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」では持てる力を全て出し切るように歌い、ステージを端から端まで練り歩く。「Thank you so much, L.A.!!」感謝の気持ちを高らかに叫び「Let’s jump together!」と会場一体でジャンプをしてこのワールドツアーを締めくくった。

■ワールドツアー<HYDE [INSIDE] LIVE 2024 WORLD TOUR>

10月04日 広東 2024 Dongguan Strawberry Music Festival
10月06日 釜山 2024 BUSAN INTERNATIONAL ROCK FESTIVAL
11月05日 台北 Zepp New Taipei
11月07日 香港 MacPherson Stadium(麥花臣場館)
11月14日 上海 PHASE LIVE HOUSE (蜚声上海) ※追加
11月15日 上海 PHASE LIVE HOUSE (蜚声上海) ※追加
11月17日 成都 CH8 livehouse (CH8绿树演艺中心) ※追加
11月19日 北京 M-Space (华熙LIVE五棵松M空间) ※追加
11月24日 ソウル YES24 LIVE HALL
11月27日 New York Brooklyn steel
11月30日 Los Angeles THE NOVO

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