【和楽器バンド インタビューvol.1】黒流「自分が生きた証がここに作れた」
◾︎進化した僕の状態で7人と会いたい
──新曲「GIFT」については、どんな思いを持っていますか?
黒流:本当に今の僕たちの気持ちにもぴったりの曲ですね。和楽器バンドの思いを、作品としてゆう子ちゃんに言葉として綴ってもらいました。歌詞を読めば8人の気持ちはわかります。本当素晴らしい形で出してくれましたよ。歌詞をメロディーに乗せて伝えることって、大切なことですね。
──「八奏絵巻」は?
黒流:これはマジでやばいです。まっちーがファン投票に入っていた100曲からチョイスして、それも聴きたかったはずだからといって繋げて曲にしてくれたんですけど、まずは「すごい面白いけど、できるの?」って思いましたよ。レコーディングの日にデモが届いて、現場で僕と山葵で聴いて「あ、このフレーズあれだ」「あ、次のフレーズこれだ」ってめっちゃ盛り上がりました。フレーズを思い出しつつレコーディングして、めちゃくちゃ面白かったです。
──本当に、よくこんな構成ができたなと。
黒流:やっぱり最初は主メロを聴くので、全部譜面に起こしたんですけど、まっちーがスタジオに来てから詳細を聞いたら、2つ同時に鳴っているところがたくさんあるっていうから鳥肌立ちました。
──えっ。
黒流:ネタバレだからあんまり言わないほうがいいかなとは思うんですけど、何かの裏でギターが「追憶」のメロディーを弾いているとか。
──主メロだけを追っていても感動するのに。そういうのもあるとは、何度でも聴いて楽しめますね。最後の鈴の音は、黒流さんですか?
黒流:あれもどれかの曲で使った音ですよ。
──あの音の余韻がすごくて。ほかにも少し教えてください。
黒流:頭の掛け声は「鋼-HAGANE-」です。まっちーに「鋼-HAGANE-」の「ライ!」っていう掛け声入れていい?って言ったら「面白いですね」って入れることになりました。ほかにも「World domination」のあとの“ジャッ!”っていうギターの一拍は「白斑」だったり。全部意味があるのがすごいですよ。
──「この曲なんだっけー!」って聴き返すうちに、改めて和楽器バンドって本当にたくさん曲があったことも思い出されました。ユニバーサルミュージック移籍後の曲で印象的なものも教えてください。
黒流:「Ignite」ですね。聴き直してみて、改めてかっこいいなと思いました。移籍して1発目ということでフレーズ的にもかなり攻めてますし、すごい速いことをものすごく詰めていて。そのときの気合いとか感情がかなり入っていますね。
──LIVE盤には、clubasiaでの初ライブからの厳選ライブ映像が収録されていますが、印象的なライブといえば?
黒流:僕は中学生ぐらいから“ロックバンドの中で太鼓を叩く”という夢を描いていたので、ロックの聖地の武道館で叩けたのは、やはり感動的でしたね。それと同じぐらい日比谷の野音も、ロックバンドのイメージがあったのですごく印象に残っています。本来、ロックと全然関係ない和太鼓奏者ですからね。それがこんな場所に立てている、ということは本当にすごく自分の中で大きい出来事でした。
──和楽器バンド結成前からロックバンドと和太鼓の融合を考えていた黒流さんにとって、いまの和楽器バンドってどう見えているのでしょうか。
黒流:まだまだチャレンジしてる段階だと思いますし、完成形でもないと思っていて。ライブを重ねるたびにどんどん変わっていくし、今回の制作期間でも進化しましたし、メンバーの心境の変化も、前はやらなかったことをやってくれるようになったりとか、どんどん良くなっているんですよね。その時その時の自分たちで一番いいものが作れているなと思いますね。
──そんな中でも、一番の転機といえばいつでしたか?
黒流:やっぱり、移籍が大きかったかもしれないですね。僕らが作るもの自体は基本変わってないんですが、スタッフさんをはじめとするチームが作ってくれた外側の見せ方が、かなりオシャレな方向になって。自分たちは変わっていないけど、「あ、これから変わるな」って思えたんです。そういう意味では、コテコテな前期と、オシャレな後期というか。
──個人的な転機といえば?
黒流:<和楽器バンド 大新年会2018横浜アリーナ ~明日への航海~>を作った時ですかね。エンタメとしてのショーを作れたのがとても大きかったなと思いますね。
──確かに“エンタメ”という意味では、横アリが一番すごかったかも。
黒流:いろんな装置や派手な特効とかが得意な演出家の方に入ってもらって、MAXまでエンタメをやったので、メンバーの中でもエンタメに対する耐性がついて。それまではバンド内にロックバンドだという意識が強い空気感もあったんですね。でもあそこまでエンタメすると、ほかで何をやってもまだロックだなと感じられるようになったはず。エンタメに対する拒絶が少なくなりました(笑)。
──エンタメの和楽器バンドも、ロックな和楽器バンドも、どちらも違う良さがありましたよね。
黒流:その両方があった方が僕ららしいのでね。
──今回のツアーはどんな感じになるんでしょうか。
黒流:このアルバムを皆さんに聴いていただきたい。そして活休前の5公演しかないツアーなので、来てくれた方が感動して思いが溢れてしまうのはもちろん大前提として、そうではない部分をどう増やしていくかが大事かなと思っています。一秒でも「楽しいじゃん!」っていう時間を増やしたい。活動休止とか寂しい思いとか、そんなの忘れて、今目の前にあるライブを楽しんでもらうのが僕の仕事かなと思っています。見に来て落ち込んでしまうんじゃなくて、楽しかったなって思っていただきたい。応援していただいている方には重いものを背負って来てもらうことになるので、それを少しでも軽くしてもらいたい。懐かしいことをやるのも面白いだろうし、過去にやった公演の再演とかもいいかも知れないですね。色々仕込んでいます。
──楽しい景色で終われると、和楽器バンドの皆さんを新たな旅に気持ちよく送り出せるというか、前向きな気分にもなれそうです。次に和楽器バンドで黒流さんにまた会える時には、どんな黒流さんになっているんでしょうか。
黒流:老けないように気をつけます(笑)。……渋い路線にキャラ変しようかな(笑)。
──それはそれで威厳があってカッコ良さそうな。
黒流:基本は黒流のままでいれることが大事かなと思っていて。黒流ができなくなっちゃうのは嫌だな。自分でキャラ変するならいいんですけど、黒流をやろうとして出来なくなっちゃうのが一番嫌なので。むしろ選択肢を増やしていかなければと思っています。
──そのためにどんなことをする予定なのでしょうか。
黒流:ライブ活動、音楽の制作活動は常にやっていきたいなと思います。和太鼓奏者としても色々できると思いますし。いま実際に和太鼓奏者としての活動も行っているんですけど、壁にぶち当たっていたりして。でも壁が高ければ高いほど楽しいので、悩みながら、もがきながら、いろんなチャレンジをしていきたいですね。やり切って安泰した余生みたいな人生は絶対に嫌だ。そして進化した僕の状態で、7人と会いたい。特に僕が一番それをやんないとね。
──和太鼓界でも活動していく予定ですか?
黒流:和太鼓チームに入るのは違うかな。個人の活動、元からやっているユニット、ほかのバンドからお声がかかったもの、など色々挑戦していく予定です。
──和太鼓への思いも、この10年で変化したのでしょうか。
黒流:楽器ではなく、道具としてスタートしたのが太鼓なので、やはり音楽として認められていない部分があるなということは20代の頃から感じていて。それを音楽にどう昇華させるかを考え続けた10年間でした。“バンドの中に入っている和太鼓”というと、本当に“The 和太鼓”な《タンタカ タンタカ タンタカ 》って打つものが主流なんです。確かに“っぽく”なるのでそれを求められるのは当然なんですけど、そうじゃないアプローチでどうやっていくか、と探し続けてきましたね。バンドって、ギター、ベース、ドラムがあれば成立してるので、そこに僕が入る意味を考えなきゃいけない。なのでパーカッションでもあるし、ロック的なツーバス感を出したり、プログレっぽいフレーズだったり、変拍子をしてたりとか、僕だからできることが増えました。
──黒流さんが和太鼓界にもたらしたもの、大きそうです。
黒流:自分が思ってるよりも、まだまだ和太鼓でこういうことをやっている人が全然少なくて。やっぱり僕らがやってることって10年、20年早かったりするんですよ。これからもっと先、今の若い世代の子が和太鼓を始めてから“音楽と融合させる”ことができていくんだと思います。そのときの前例になれたら嬉しい。「こんなことをしてるヤツがいたんだな」って、僕のフレーズが少しでも残っていたらいいですよね。活休するにあたって、今の和太鼓界にもう一度目を向けて色々みているんですけど、すごく進化しているなという部分もあれば、びっくりするぐらい止まってる部分もたくさんあって。
──具体的には?
黒流:やはり音楽的な部分であまり進化してないんですね。 要は和楽器バンドみたいなバンドって、全然出てきてないじゃないですか。まだまだ時間はかかるのかなと思ったりとか。でも想像していた以上に和太鼓界でも僕らのことを知ってくれていたり、応援してくれていたんです。和楽器バンドを始めたばかりの頃は「なんだあいつら」って批判されていたのに、10年ぶりに業界に戻ってきたらものすごい歓迎されて。もともと奏者としても扱ってくれなかったようなものすごい怖い先輩だった人が、「おー!スターが来た!」とかふざけて言ってくれたりして(笑)。やっぱり10年やるって意味があるんだなって感じました。
──黒流さんは常々、「次世代につなぐことも大事だ」ということをおっしゃっていましたよね。目標達成率としてはどんな感じですか?
黒流:種蒔きぐらいです。
──えっ、まだそんなもんなんですか?
黒流:はい、全然そうだと思ってます。これが何年か経って、音楽シーンや太鼓界隈で世代交代が行われたときにやっと、評価される時が来るかなと。でも、種蒔きはできました。とにかくまだ確立されてないんですよね。 高いいい音、ドーンっていう大きな音が鳴って、それっぽい格好してそれっぽく打てればOKっていう世界がまだまだ全然ある。じゃなくて、 しっかりとしたパフォーマンスとエンタメ、ミュージックとして確立していかないと、伝統という名を借りて楽してるように僕は感じてしまう。創作が止まってしまうとあとは廃れてしまうだけなので、可能性を提示して、僕らプロと名乗ってる人間は常に次世代のことを考えて活動してかないといけないんです。「これは伝統でございます〜!」と言って、先代の方々や楽器の力を使ってあぐらをかいていた方が、お弟子さんを作って小さなコミュニティで崇められて稼げるんですよ。でも僕はそれが昔から好きじゃない。みんなでそんな事をしていたら、次世代へ発展したモノなんて繋げられないと思います。それよりも、プロとしての責任と覚悟を持ちながら新しいものを作って、それを広げていきたいなっていうのがありますね。
──活動休止中は、なんでもできる期間でもありますね。
黒流:本当にそうですね。今までやってこれなかったものができる状態なので、楽しみながら進化していけたらいいですね。
──黒流さんにとって、和楽器バンドはどんなものでしたか。
黒流:人生の証です。和太鼓は好きだけど、今ある和太鼓の音楽やショーは好きじゃない。新しいものを作りたい。バンドで打ちたい。尖っててキラキラして、メジャーシーンで活躍したい。そういう夢を描いていた僕の全てが和楽器バンドに詰まっていたので、自分が生きた証がここに作れたなって思っています。でも、夢が叶ったわけじゃなくて、まだ途中。
──そんな夢を一緒に追ってきたメンバーの中から、山葵さんに『THANKS』なメッセージをお願いします。
黒流:出会った頃は本当に若者でしたねぇ。その成長を近くですごく見せてもらいました。途中からあんな筋肉になって(笑)、いろんな交友関係が広がって、『SASUKE』にも出て、プレイ的にも僕がやる無茶な演出にも付き合ってくれて、むしろ期待以上のものを返してくれて。山葵が後ろ向きで「エンタメ嫌だ。演奏だけしたい」というタイプだったら、ドラム和太鼓バトルなんて絶対できなかった。山葵がそういうのもすごく楽しんでやってくれて、楽しいなと思うものがリンクしているのも感じていました。山葵がいてくれたから和楽器バンドのエンタメ部分の強化もできたし、山葵じゃなかったら出来てなかっただろうなと、すごく感謝しています。
──最強のバディって感じがします。
黒流:彼がドラムで、本当に良かったと心から思っています。あとは、健康第一!
──また次に出会える時は、“夢の続き”ですね。
黒流:はい。これはまだ途中です。心の底からそう思っているので、みなさん全然悲しまなくて大丈夫ですよ。どうせまた会えるんだから!
取材・文◎服部容子
『ALL TIME BEST ALBUM THANKS 〜八奏ノ音〜』
詳細:https://wagakkiband.com/musics/15508
CD購入:https://wgb.lnk.to/2024_al_cd
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◆商品形態
初回限定LIVE盤(CD+Blu-ray)税込¥8,500/UMCK-7253
初回限定Document盤(CD+DVD)税込¥5,280/UMCK-7254
CD Only盤(2CD)税込¥4,290/UMCK-1778
◆収録曲(全18曲)
01. 六兆年と一夜物語(Re-Recording)
02. 千本桜(Re-Recording) ※TBS系バラエティ『ランク王国』エンディングテーマ
03. 華火(Re-Recording)
04. 起死回生(Re-Recording) ※テレビ東京系リオ五輪中継テーマソング
05. 雨のち感情論(Re-Recording)
06. 細雪(Re-Recording)※映画『恋のしずく』主題歌/テレビアニメ『京都寺町三条のホームズ』テーマソング
07. Ignite(Remastered 2024)
08. 情景エフェクター(Remastered 2024)
09. Singin’ for... (Remastered 2024)
10. 月下美人(Remastered 2024) ※NHK「みんなのうた」2020年10月・11月度放送曲
11. Sakura Rising with Amy Lee of EVANESCENCE (Remastered 2024)
12. 日輪(Remastered 2024)
13. 生命のアリア(Remastered 2024) ※TVアニメ「MARS RED」オープニングテーマ
14. Starlight(I vs I ver.)(Remastered 2024) ※フジテレビ系⽉9ドラマ「イチケイのカラス」主題歌
15. ブルーデイジー (Remastered 2024)
16. The Beast(Remastered 2024) ※アニメ『範馬刃牙』2期オープニングテーマ
17. GIFT(新曲)
18. 八奏絵巻(新曲)
◆各形態収録詳細
【初回限定LIVE盤】(CD+Blu-ray)税込¥8,500/UMCK-7253
初回プレス封入特典:トレーディングカードVer.A 全9種類の内1枚ランダム封入
CD:ベストアルバム『ALL TIME BEST ALBUM THANKS 〜八奏ノ音〜』
Blu-ray:10th Anniversary Best Live Selection
※初商品化となるライブ映像を含む、10周年のライブから厳選された楽曲を収録
収録曲
1. 千本桜 from 2014.1.31 at clubasia
2. 戦-ikusa- from 2015.5.23 METROCK2015 ※初商品化!
3. 反撃の刃 from 2015.9.10 NHK Eテレ 「Rの法則」 ※初商品化!
4. 起死回生from 2016.8.13 RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 ※初商品化!
5. 雨のち感情論 from 2017.9.13 NHK 「シブヤノオト」 ※初商品化!
6. 千本桜 from 2018.9.22 イナズマロックフェス2018 ※初商品化!
7. 暁ノ糸 from 2019.11.23 和楽器バンド Japan Tour 2019 REACT〜新章〜 FINAL
8. 儚くも美しいのは from 2020.2.16 Premium Symphonic Night Vol.2〜ライブ&オーケストラ〜 in 大阪城ホール
9. Ignite from 2020.8.16 真夏の大新年会2020 横浜アリーナ〜天球の架け橋〜
10. Starlight from 2021.5.14 NHK 「SONGS OF TOKYO」 ※初商品化!
11. 吉原ラメント from 2022.1.9和楽器バンド大新年会2022 日本武道館〜八奏見聞録〜
12. 生命のアリアfrom 2023.9.7 和楽器バンド Japan Tour 2023 I vs I ※初映像化!!
13. 細雪 from 2023.9.7 和楽器バンド Japan Tour 2023 I vs I ※初映像化!!
14. The Beast from 2024.1.07和楽器バンド大新年会2024 日本武道館 〜八重ノ翼〜
【初回限定Document盤】(CD+DVD)税込¥5,280/UMCK-7254
初回プレス封入特典:トレーディングカードVer.B 全9種類の内1枚ランダム封入
CD:ベストアルバム『ALL TIME BEST ALBUM THANKS 〜八奏ノ音〜』
DVD:本作品レコーディングのBEHIND THE SCENEを収録したドキュメンタリー映像
【CD Only盤】(2CD)税込¥3,850/UMCK-1778
初回プレス封入特典:トレーディングカードVer.C 全9種類の内1枚ランダム封入
CD:ベストアルバム『ALL TIME BEST ALBUM THANKS 〜八奏ノ音〜』
CD DISC2: このアルバムのためにレコーディングされた新曲を含む全8曲のInstrumental をDisc 2に収録
※Instrumental収録はCD Only盤のみ
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LIVE Blu-ray『和楽器バンド 大新年会2024 日本武道館 〜八重ノ翼〜』
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[Blu-ray/DVD収録内容]※Blu-ray/DVDは、内容共通
Overture〜八重ノ翼〜
愛に誉れ
雨のち感情論
天樂
フォニイ
いーあるふぁんくらぶ
月下美人
細雪
雪よ舞い散れ其方に向けて
生命のアリア
虚夢
破邪の儀
焔
吉原ラメント
オキノタユウ
The Beast
ドラム和太鼓バトル~対決武闘館~
ベノム
星の如く
暁ノ糸
<Encore>
BRAVE
千本桜
※特典映像
BEHIND THE SCENE of 和楽器バンド 大新年会2024 日本武道館 〜八重ノ翼〜
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VIP指定席:前売 ¥15,000 当日 ¥16,000(税込/VIP席専用オリジナルグッズ付き) ※SOLD OUT
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一般指定席/着席指定席:前売 ¥10,000 当日 ¥11,000(税込)
【企画/制作】イグナイトマネージメント/LIFE
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