体調不良により3公演を中止したキッス、ツアーを再開

ポスト
(C)Masanori Doi

フロントマンのポール・スタンレーがインフルエンザにかかったため、先週、北米で予定していた3公演を中止したキッスが、土曜日(11月25日)、約1週間ぶりにツアーを再開した。

彼らは、11月21日カナダ・オタワ、22日カナダ・トロント、24日アメリカ・ノックスビルでの3公演をキャンセルしていた。

25日のインディアナポリス公演もそれに続くのではないかと心配されたが、バンドはこの夜、19日のカナダ・ケベックシティ公演以来、6日ぶりにステージに立った。


Blabbermouth.netによると、スタンレーは公演前のサンドチェックで行われたQ&Aセッションで、今回の体調不良に関し、「俺は肋骨にひびが入ったときも、39度近い熱があったときも公演を開いてきた。(今回は)もうダメかと思った。でもまあ、俺はいまこの場にいる。素晴らしいことだ」と話したという。

スタンレーはカナダでの2公演を中止したとき、「俺はステージに上がり、俺らが計画していた2時間半の素晴らしい祭典に参加しようと、できることは何でもした。だが、このインフルエンザがそれを不可能とした。俺とジーン、トミー、エリックはこれ以上ないってほど失望している。心からお詫びを」との声明を出していた。

キッスのラスト・ツアー<End Of The Road World Tour>はこの後、ローズモント(27日)、バルチモア(29日)で開催後、いよいよ今週終わり、12月1~2日にバンドが誕生した街、ニューヨークにあるマディソン・スクエア・ガーデンでの2公演で終わりを迎える。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報