キリング・ジョーク、ギタリストのジョーディー・ウォーカーが死去

ポスト

英国のロック・バンド、キリング・ジョークのギタリスト、ジョーディー・ウォーカーが、11月26日、64歳で亡くなった。

キリング・ジョークの元メンバー、マーティン・アトキンズ(Dr)らウォーカーの親しい友人たちがSNSを通じ訃報を伝えたのに続き、キリング・ジョークは以下のような声明を出した。

「非常に悲しいことに、キリング・ジョークの伝説的なギタリスト、ケヴィン“ジョーディー”ウォーカーが、脳卒中を患った末、2023月11月26日午前6時30分、プラハにて家族に囲まれる中、永眠したことを正式に発表する。我々はショックで打ちのめされている。ブラザー、安らかに眠れ」

ウォーカーの友人の1人によると、彼は先週金曜日(24日)に重篤な発作を起こしたという。

ウォーカーは70年代終わり、ジャズ・コールマン(Vo,G)とポール・ファーガソン(Dr)により結成された直後のキリング・ジョークに加入。コールマン以外で、結成時から現在に至るまで在籍し続けた唯一のメンバーで、キリング・ジョークが発表した全ての作品でプレイしてきた。

そのユニークな演奏スタイルは、ジミー・ペイジやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズらから称賛されていた。2010年に開催された<Classic Rock “Roll Of Honour” Awards>でキリング・ジョークがイノヴェーター・アワードを受賞した際、プレゼンターを務めたジミー・ペイジは、「僕はよく、彼らの公演を観に行っていた。感銘を受けたバンドだ。なぜなら、ジョーディーのギター・サウンドは本当に、本当に強力だったから」との賛辞を贈っていた。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報