全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンが2作目の1位

今週の全米アルバム・チャート（Billboard 200）は、カントリー・シンガー、モーガン・ウォレンのサード・アルバム『One Thing At A Time』が初登場で1位を獲得した。彼にとって、前作『Dangerous: The Double Album』（2021年）に続く2作目の全米No.1アルバムとなった。

◆モーガン・ウォレン画像

『One Thing At A Time』は初週50万ユニット以上を売り上げ、現時点、2023年最大の週間セールスを打ち出した。

また、いまだロングラン・ヒット中の『Dangerous: The Double Album』は今週6位につけ、ウォレンは2作がトップ10入りした。2021年1月にリリースされた『Dangerous: The Double Album』は非連続110週間10位圏内をマークしており、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のサウンドトラック（1965年）の109週間を破り、オリジナル・キャストにより録音された『マイ・フェア・レディ』（1956年～ 173週間）に次ぐBillboard 200チャート史上2番目の最長記録を達成した。

2位は先週と変わらず、シザの『SOS』がキープ。先週1位に初登場したカロルGの『Mañana Será Bonito』は3位に後退した。

今週新たにトップ10入りしたニュー・アルバムは2作あり、首位のモーガン・ウォレンほか、カリ・ウチスのサード『Red Moon In Venus』が4位に初登場し、彼女にとって初のトップ10ヒットとなった。



Ako Suzuki