mzsrz、ドラマ『ひともんちゃくなら喜んで！』OP曲を担当。しかし1話目で流れなかった理由とは？

mzsrzの新曲「タイムマシン」が、ABCテレビドラマ『ひともんちゃくなら喜んで！』のオープニング曲に決定。先週末に第1話が放送されたが、初回放送ではオープニング曲がオンエアされることはなかった。

ドラマ『ひともんちゃくなら喜んで！』は、小学館マンガワンで連載中の同名漫画を実写化したもので、天使と呼ばれるほど清廉潔白な人事コンサルタントである主人公・人見まもるがイケメン社長・佐京紫織の罠にかかり、新人離職率100%という彼の会社に派遣され、ブラック企業の元凶であるマウント四天王と対峙する “オフィス・ラブ・コメディ” 。

そして、彼らを『排除』するのではなく、どう『変化』させるのか？が、重要なテーマとなっている。


そのオープニング映像は、主人公・人見まもると同じく、たとえ社会や周囲から取り残されようとも純粋であろうとする青く痛い感覚を表現した楽曲「タイムマシン」に合わせて、あえてキャストが明るく踊ることで「明日への活力」に繋がるように制作された。しかし初回放送の冒頭では対峙すべき相手がまだ明らかになっていないことから「たとえ、空回りでも純粋さを貫く無謀さが　善い社会への方向転換に繋がることもある」という本来のメッセージが伝わらず、ただ踊っているだけのコラボレーションになってしまうというドラマプロデューサーの意向にmzsrzも賛同する形で、初回放送におけるオープニングシーンのオンエアは見送られた。

そして、今週末にオンエアとなる第2話から、ついに、そのオープニング映像＆楽曲がお披露目される。

初回放送を見逃した方は、見逃し配信サイトTVerで第1話をチェックしてから、第2話から初オンエアとなるこだわりのオープニングを楽しんでほしい。さらに、今回、初回でのオンエアがなくなったことで、ドラマ脚本を全話読むことのできたmzsrzチームは、その内容に合わせて毎回異なる歌詞と歌い分けを用意するという徹底ぶり。最終話までに9パターン、時には伏線的に、時には前回の内容を受けたまとめ的に、変化した楽曲がオンエアされる。



◆mzsrz オフィシャルサイト