フー・ファイターズのテイラー・ホーキンス、50歳で死去

フー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスが亡くなったという。先月、50歳になったばかりだった。

バンドは3月25日、以下のような声明を出した。「フー・ファイターズ・ファミリーは、愛するテイラー・ホーキンスの痛ましく早過ぎる死に打ちのめされている。彼の音楽のスピリットと周囲の人たちを巻き込む笑いは、僕らと共に永遠に生き続ける。僕らの心は彼の妻、子供たち、家族と共にある。そして、この想像を絶するほど困難な時期、彼らのプライバシーを最大限に尊重してほしい」



1972年2月17日に米テキサス州で誕生しカリフォルニア州で育ったホーキンスは、Sylvia、Sass Jordanなどのバンドでプレイ後、アラニス・モリセットのツアーに参加。1997年にフー・ファイターズに加入した。その年リリースされたセカンド・アルバム『The Colour And The Shape』から最新アルバム『Medicine At Midnight』（2021年）まで9枚のアルバムを制作し、昨年、デイヴ・グロール、ラミ・ジャフィー、ネイト・メンデル、クリス・シフレット、パット・スメアと共にロックの殿堂入りした。

フー・ファイターズは今月中旬から南米ツアー中で、20日にアルゼンチンの＜Lollapalooza＞フェスティバルに出演し、25日にはコロンビアでパフォーマンス予定だった。

Ako Suzuki