レーナード・スキナード、パンデミックによりラスト・ツアーについて考え直す
レーナード・スキナードが、今週末(6月13日)から北米で新ツアー<Big Wheels Keep On Turnin’>をスタートさせる。
彼らは2018年、「40年以上のキャリアを経て、サザン・ロックのアイコン、レーナード・スキナードが最後となるLast Of The Street Survivors Farewell Tourに乗り出す」と告知し、ラスト・ツアーを開幕したが、パンデミックにより中断せざるを得なくなると、あらためて音楽の大切さを実感し、「まだ去る時ではない」と考え直したそうだ。
ヴォーカリストのジョニー・ヴァン・ザントは、こうコメントしている。「3年間予定していたフェアウェル・ツアーの最終章の2公演目を終えたところで、あのウイルスに襲われ、全てが無くなった。何かを失うと……、僕らの場合、音楽とツアーだが、それが自分の人生でどれだけ大切なものだったか実感する。音楽は最高の癒しで、良いときであれ悪いときであれ、僕らはそれを求める。スキナードの公演は家族の集まりであり、僕らはこのツアーで自分達とファンを癒したい」
ギタリストのゲイリー・ロッシントンは「コロナは僕らの世界をひっくり返した。以来、メンバーと話していて、音楽は素晴らしい癒しだと実感した。多分、まだ僕らが去るべき時ではないのだろう。その代わりに、多分、みんなの気持ち、人生を明るくし、楽しみや幸せを取り戻すべき時なのだろう」と話している。
<Big Wheels Keep On Turnin’>は6月13日から11月19日までに29公演が開催される。
Ako Suzuki
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