レーナード・スキナード、ゲイリー・ロッシントンの死後初のライヴ・パフォーマンス
3月5日に創設メンバーのゲイリー・ロッシントンを喪ったレーナード・スキナードが、それからちょうど1週間が経った12日、米フロリダで開催された<Florida Strawberry Festival>に出演した。
◆レーナード・スキナード画像
ロッシントンの死後初めて行ったライヴ・パフォーマンスで、メンバーたちは、10曲目にパフォーマンスした「Tuesday’s Gone」をロッシントンへ捧げたという。スクリーンにはロッシントンのパフォーマンスやプライベート映像/写真が流され、2021年からロッシントンに代わって彼らのツアーに参加しているシン・リジィのデーモン・ジョンソン(G)がソロを奏でる中、ヴォーカリストのジョニー・ヴァン・ザントは「デーモン・ジョンソンが、ロックンロール天国にいるミスター・ゲイリー・ロッシントンのために素敵な演奏をしている」と話したという。
曲が終わると、スクリーンには「ゲイリー・ロッシントン 1951-2023 あなたのレガシーは永遠に生き続ける」との言葉が映し出された。
バンドは翌日、「ゲイリー、昨晩はあなたが僕らと一緒にいた気がした。ロックンロール天国から見下ろし、僕らが人生で最も辛い公演の一つをやり遂げるのを助けてくれた。僕らは、Free Bird、Tuesday’s Gone、Saturday Night Specialのニュアンスであなたを感じた。オーディエンスの歓声の中にあなたを感じた。彼らは大半の時間、あなたの名前を叫び、立ち上がっていた。スキナードの音楽は世界中のたくさんの人々に感動を与え続け、僕らはこの先ずっと、どの公演でも、そして僕らの心の中であなたを感じることだろう。ブラザー、愛している」とのメッセージをソーシャルメディアに投稿した。
レーナード・スキナードのオリジナル・ラインナップ最後の生存メンバーで、唯一バンドに在籍し続けてきたロッシントンは、3月5日、71歳で永眠した。
Ako Suzuki
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