レーナード・スキナード、活動継続を決定
先月、オリジナル・メンバーのうち最後の存命者だったゲイリー・ロッシントンを喪ったレーナード・スキナードは、議論を重ねた末、バンドの活動を継続することを決断したという。
◆レーナード・スキナード画像
日曜日(4月2日)、アメリカで開催された<CMT Music Awards 2023>でレーナード・スキナードへのトリビュート・パフォーマンスが行われたのに続き、バンドは「ゲイリーを突然喪い、現メンバー達は続けるべきか迷っていたが、バンド、ロニー・ヴァン・ザントとアレン・コリンズの家族たち、(ロッシントンの妻)デイルと議論を重ねた結果、一致団結して支え合い、ライヴ・パフォーマンスを続行し、音楽を生かし続けるのが、ファンや関係者全員にとって最良ではないかと考えるに至った」との声明を出した。
シンガーのジョニー・ヴァン・ザントは、「ゲイリーと僕の兄ロニーとアレンはこのバンドを始め、時代を超越した音楽のレガシーと3世代にわたるファン達を僕らに遺してくれた。彼らが作った音楽、1987年以降、僕らが作ってきた音楽はライヴで体験すべきだ。僕ら、創設メンバーの遺産管理人たち、関係者一同は、この音楽はみんなから愛され楽しんでもらうために存続させるべきだと意見が一致した。だから、僕らはスキナード・ネイションのためにパフォーマンスを続けていく」と、コメントしている。
レーナード・スキナードは、ロッシントンが亡くなってから1週間後の3月12日に、以前から予定されていた<Florida Strawberry Festival>でパフォーマンスを行った。昨年発表されたZZトップとの北米でのサマー・ツアーも予定どおり開催される。
Ako Suzuki
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