トミー・クルフェトス、ロブ・ゾンビからオジーへ「人生には選択が必要なときが」

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▲ロブ・ゾンビ『Educated Horses』(2006年)

ドラマーのトミー・クルフェトスは、オジー・オズボーンに誘われ、ロブ・ゾンビのもとを離れたときを「人生に訪れる必要な選択」と表した。

クルフェトスは2000年代半ばからロブ・ゾンビのバンドに参加し、良好な関係を築いていたものの、2010年、オジーから声を掛けられ“移籍”した。結果的に、彼はオジーだけでなく、ビル・ワードが抜けたブラック・サバスのリユニオンおよびラスト・ツアーでもプレイすることとなった。

『Rocking With Jam Man』のインタビューで、クルフェトスはこう話した。「人生では、ある種のチャンスが巡ってきて、選択をしなくてはならないときがある。このチャンスに乗るか、それとも、いまの状況に留まるかって。オジーが電話をくれたとき、俺はこの機に乗じなくてはと思った」

「ロブは俺に良くしてくれた。彼のもとを離れるのは簡単だったかって? そんなことはない。でも、自分のためにしなくてはならなかった。時間が経ち……、ロブと話したんだ。(2018年の)大晦日にやった(オジーの)公演にロブが参加した。そこで会い、全てOKだったよ。どちらの側にも悪感情はなかった」

とはいえ、ロブ・ゾンビはクルフェトスが脱退した当時、「トミーがオジーのバンドに加入するのはいい。俺が気に入らないのは、トミーのやり方だよ。彼が俺のとこに来て、脱退したいって言ったなら、俺は彼の幸運を祈ったよ。でも、彼はそうしなかった」と不満を口にしていた。

クルフェトスは、オジーのラスト・ツアー<No More Tours II>でプレイしているが、最新アルバム『Ordinary Man』の制作には参加しなかった(チャド・スミスが参加)。ブラック・サバスでもラスト・アルバム『13』ではブラッド・ウィルクがドラムをプレイした。

Ako Suzuki
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